「オーディオ・ビジュアル作家ランキング」トップ10は年収1.2憶

人民網日本語版    2019年4月18日(木) 22時10分

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第12回「作家ランキング」発表時から、「オーディオ・ビジュアル作家ランキング」が新しく選出されるようになった。

第12回「作家ランキング」発表時から、「オーディオ・ビジュアル作家ランキング」が新しく選出されるようになった。同ランキングが、ここ数年のトレンドを踏まえて「オーディオ・ビジュアル作家ランキング」というコンセプトを初めて打ち出し、従来の作家という観念に極めて大きな衝撃を与えている。華西都市報が伝えた。

「作家ランキング」の創始者である大星文化伝媒有限公司の呉懐尭董事長は、「3年ほど前から、有料コンテンツが、喜馬拉雅、蜻蜓、得到、知乎などのプラットフォームの急成長を促すようになった。インターネット関連製品は、スピーデイかつ効率良く広まり、一部のもともと本を読むことがあまり好きではない人が、オーディオ読書のヘビーユーザーとなった」と指摘した。

現在、通勤中のスキマ時間を利用して、知識に関するカリキュラムを聴いたり、知識をさらに豊かにするため学習したりするほか、作家たちの作り上げたストーリーを音声で聴いたり、知識をシェアするといった行動が、若者の日常生活で非常に重要な一部となってきている。伝播スタイルの変化にともない、知識・コンテンツの有料化が突破口となって、オーディオ・ビジュアル作家は、音声による伝播と有料コンテンツを通じて巨額の報酬を得るようになった。

昨年初めて発表されたオーディオ・ビジュアル作家ランキングでは、馬東と蔡康永が、「奇葩説(U Can U Bibi)」の人気が持続していることに加え、「好好説話」という勢いの衰えを見せない人気オーディオ作品によって4300万元(1元は約16.7円)の収入を獲得し、首位に輝いた。今年の首位は引き続き蔡康永で、個人収入だけで3500万元に達した。復旦大学の名物教員である陳果は、印税収入1600万元で第2位に入ったほか、楊萃先と張其成の印税もともに1千万元を上回った。今年のランキング上位7人の作家の印税は総額1億元で、トップ10の総収入は1億2100万元をそれぞれ上回った。一方、昨年の作家トップ10の総収入は9435万元だった。

喜馬拉雅FMの張永昶副総裁は、以前、「有料のオーディオ・ビジュアルコンテンツは、新たな時間と空間を開拓した。時間をほぼ占有することなく、人々はその中からコンテンツだけを得ることができる。さまざまな業界の達人との間の壁を打ち破り、彼らと人々との距離を大いに縮めた」とコメントした。

オーディオ・ビジュアル作家の構成面からみると、学者たちの作品が比較的幅広く支持された。特に、「中国詩詞大会」が大ヒットした後、詩詞大会で審査や評価を行うゲストたちによるオーディオ・ビジュアル作品が大いに人気を博し、中国古典詩詞の解説ジャンルの作品の人気が持続している。また、著名作家・余秋雨も、「中国文化必修課」の戦線に加わり、漫才師の郭徳綱も「郭徳綱品俗文化史」で第18位にランクインした。学者の馬未都は、オーディオ・ビジュアル番組「国宝100」でランクインを果たし、「齢を重ねても腕は衰えていない」ことを人々に印象付けた。(編集KM)

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