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「携帯使用」許可から半月、韓国軍から消えた“4つのもの”とは?

配信日時:2019年4月21日(日) 12時10分
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18日、韓国・ノーカットニュースは「軍隊でスマートフォンを使うことで消えた4つのもの」と題する記事を報じた。写真は地下鉄を利用する韓国兵士。

2019年4月18日、韓国・ノーカットニュースは「軍隊でスマートフォンを使うことで消えた4つのもの」と題する記事を報じた。

韓国国防部は1日、一部の部隊を対象に試験的に運営していた「日課時間以降の兵士の携帯電話の使用許可」を全部隊に拡大した。これにより、兵士らは平日午後6時から午後10時まで、休日は午前7時から午後10時まで、セキュリティーに脆弱(ぜいじゃく)な区域を除いた空間で携帯電話が使用できるようになった。

記事は、携帯電話の使用許可から半月余り経った軍隊内の様子の変化について伝えている。かつて軍隊では手紙を書く兵士らが多かったというが、スマートフォンの登場がただでさえ減少傾向にあった手紙文化の流れに終止符を打ったという。また「共用テレビのチャンネル権争い」も見られなくなった。スマートフォンで各々好きなアイドルグループの歌を聴いたり見たりできるためだ。「内務班」と呼ばれていた生活館での会話も減り、日課を終えた兵士らの多くがスマートフォンで外部とコミュニケーションを取っているという。この他、運動をする兵士も減り、生活館に1台ずつあった公衆電話も「無用の長物」となったという。

大邱地域で勤務するある兵士は「携帯電話の使用が自由になり、兵舎の風景が大きく変わった。外部との孤立による断絶感やもどかしさを解消できることが最も大きな変化だと思う」と話したという。

これを受け、韓国のネット上では3000件以上ものコメントが寄せられている。「日課後は自由時間だし、軍隊の外の世界とつながるのはいいことだと思う。それを『昔とは違う』『俺の時は…』と言うのはいらない説教」「2年間も閉じ込められて労働者のように扱われるんだ。(スマホの使用により)だんだんと正常に向かっている」「運動は勤務時間に入れたらいい」「一番重要なことが抜けてる。スマホの使用により軍隊内の暴力が減った。他人に干渉することも減ったし、外部とつながれるから暴力なんてする必要がなくなった」「50代中盤のおっさんだけど、日課後の携帯使用で軍紀や戦闘力が落ちることなどない。米国だって戦地でみんな家族と連絡してるが世界最強の戦闘力を維持している」「国を守る仕事に忠実であれば、その他の時間は自由でもいい」など、軍隊内の変化を歓迎するムードが漂っている。

ただし、一部からは「軍隊が学校のようになっている様子はあまり良くない」「セキュリティー上、気を付けなければならない」「そのうちネットカフェやゲームセンターもできるんじゃない?」と警鐘を鳴らす声も上がっている。(翻訳・編集/松村)

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