北京のスモッグ、地下鉄が減速で対応―中国

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14日、北京市地鉄運営有限公司は「今後スモッグが発生した場合、地下鉄の発車の間隔を変更せずに、可視度に基づき減速する」と発表した写真は15日の北京。

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2013年3月15日、北京商報によると、北京市地鉄運営有限公司は14日、「今後スモッグが発生した場合、地下鉄の発車の間隔を変更せずに、可視度に基づき減速する。また、ミニブログにより情報をリアルタイムで公開する。この対策は地上区間のみに限られる」と発表した。同社はまた、安全リスク審査システムを構築し、5分以上の遅延が発生する事故を防止する。

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昨年末に地下鉄6号線の1期工事、10号線の2期工事、8号線の2期工事、9号線の北部が開通し試運転を開始すると、北京軌道交通の総距離は442キロで全国一となった。

北京市地鉄運営有限公司は車両軸温度測定システム、踏切融雪装置、重点踏切防雪屋根を設置し、レール検査車両、緊急救援車両などの設備と装置を調達し、乗務員運転安全注意システム、制御室担当者安全作業検査システムなどの重要部署の保障システムを開発し、地下鉄運営の安全技術と事故防止能力を強化した。

悪天候により、地下鉄の対応能力が試される。北京市地鉄運営有限公司の安全監督管理室の王思民(ワン・スーミン)主任は、「当社は悪天候に対応できる緊急対策プランを整えている。このほどスモッグの頻発を受け、当社は地上区間を運転する車掌に対して、スモッグ発生時には可視度に応じて適時減速し、自動運転から手動運転に切り替えるよう指示した。減速と同時に、地下鉄の発車間隔に影響を与えず、影響を受けた地下鉄の速度を全体的に落とすのみとする。当社は実情に応じ、ミニブログなどのメディアを通じて、利用者に情報をリアルタイムで提供する」と説明した。(提供/人民網日本語版・翻訳/YF・編集/TF)



   

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