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日本人教授が“日の丸を掲げた韓国人金メダリスト”の評伝を発刊「日韓関係を克服する術に」

配信日時:2019年4月18日(木) 23時10分
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18日、韓国・チャンネルAは、韓国初の五輪金メダリストである故・孫基禎選手の初の評伝が日本で発刊されたと報じた。資料写真。

2019年4月18日、韓国・チャンネルAは、韓国初の五輪金メダリストである故・孫基禎(ソン・ギジョン)選手の初の評伝が日本で発刊されたと報じた。

記事によると、孫選手は「世界で最も悲しい金メダリスト」と呼ばれたマラソン選手。日本統治時代の1936年に行われたベルリン五輪のマラソンでアジアの選手として初めて金メダルを獲得したが、日本代表として出場したため表彰式では日の丸が掲げられ、君が代が流された。そんな孫選手と親交があった明治大学の寺島善一名誉教授は最近、36年にわたり研究した孫選手に関する業績や秘話をつづった評伝を発刊した。評伝を発刊した理由について、寺島教授は「孫選手を中心とした日韓のスポーツマンたちの友情が、現在の悪化した日韓関係を克服する術になるのではないか」と説明した。さらに「孫選手が望む日韓スポーツ交流は、スピードスケートの小平奈緒選手と李相花(イ・サンファ)の友情だ」と話したという。

寺島教授は2002年に孫選手が死去した際には日本で追悼式を開いた。また、今回の評伝にかかった費用1000万ウォン(約98万円)は在日韓国人や民団の募金により集められたという。

これを見た韓国のネットユーザーからは「趣旨はいいけど時期尚早。被害者の心を動かせるのは、加害者による心からの謝罪だけ」「日韓関係の改善を願ってはいるが、先行すべきは心からの反省」「日本が歴史を歪曲(わいきょく)せず、領土紛争をやめ、安倍首相が謝罪すれば日韓関係は改善する。正直、日韓関係悪化の原因は日本の一方的な過ちにある」など、「まずは日本の謝罪が必要」と主張する声が多く寄せられている。(翻訳・編集/堂本

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