香港国際映画祭が17日開幕、黒沢清監督も登場―香港

Record China    2013年3月16日(土) 20時30分

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3月17日から4月2日まで開催される予定の「第37回香港国際映画祭」では、68カ国・地域の映画300本以上が上映される。

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2013年3月17日から4月2日まで開催される予定の「第37回香港国際映画祭」では、68カ国・地域の映画300本以上が上映される。その多元化されたテーマやさまざまなスタイルに、香港や近隣の広東省の映画ファンの選択肢が増えている。中でも、世界やアジアで初の封切りとなる作品が56本あり注目となっている。同映画祭では、香港の巨匠ウォン・カーウァイ(王家衛)など、映画のスクリーンの外で活躍する著名人も登場し、撮影中のエピソードなどを紹介する。また、映画関係者と一般人との触れ合いや展覧会場など、さまざまなイベントが準備されている。広州日報が伝えた。

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昨年の同映画祭で、中国の大手動画サイトと協力して製作されたマイクロ映画「美好(美しい)2012」が人気を呼んだのに続き、今年も4部からなる「美好2013」が制作された。監督も豪華メンバーで、台湾の呉念真(ウー・ニエンジェン)監督、香港の張婉●(メイベル・チャン、●は女へんに亭)監督、中国の呂楽(リュイ・ユエ)監督、日本の黒沢清監督の4人だ。4人は20日に封切りのセレモニーが開催される香港のザ・グランドシネマーで揃って登場し、ファンと交流する。

同映画祭会期中に開催される映画投資会では、2010年の第63回カンヌ国際映画祭においてパルム・ドールを受賞したタイ映画「ブンミおじさんの森」のアピチャートポン・ウィーラセータクン監督の最新作「Cemetery of Kings」など、高い評判を誇るアジアの巨匠らが最新作を公表する予定だ。「Cemetery of Kings」はさみしい中年女性と不眠に悩む兵士の恋を描いている。また、2007年の第60回カンヌ国際映画祭にて「殯の森」がグランプリを受賞した河瀬直美監督は、奄美大島の住民の生活をテーマにした最新作「2 Ways」を紹介する。(提供/人民網日本語版・翻訳/KN・編集/TF)

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