北海道でトランスジェンダー議員が初当選、中国でも大きな反響=「日本の包容性は素晴らしい」「それに比べわが国は…」

Record China    2019年4月18日(木) 22時10分

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16日、新京報の微博アカウント・世面は、北海道議会議員選挙でトランスジェンダー議員が当選したことを伝えた。写真は北海道議会。

2019年4月16日、新京報の微博アカウント・世面は、北海道議会議員選挙でトランスジェンダー議員が当選したことを伝えた。

7日に投票が行われた同選挙で渕上綾子氏が初当選を果たした。記事は、「44歳の渕上氏は男性として生まれるも、幼いころから自身の性別に違和感を覚えてきたトランスジェンダーである」としたほか、「大学院卒業後にナイトダンサーとして活動したことで、周囲のトランスジェンダー市民の生活の悲惨さを目の当たりにし、政治を通じてトランスジェンダー市民の権利を勝ち取ろうと決意しての立候補だった」と伝えた。

日本の地方議会におけるトランスジェンダー議員の誕生に、中国のネットユーザーは多数のコメントが寄せられた。多かったのは「応援する!」「みんなそれぞれ違うから、光り輝くことができる。がんばって!」「優秀かどうかは性別とは本当に関係がない」「彼女本人も、(それを認める)社会も素晴らしい」「もっと多くの人が立ち上がるべきだ」「社会の多様化を支持する。先進国はもうここまで来てるんだね」「日本の包容性は本当に素晴らしい」などの称賛コメントだ。

一方で、「日本ではトランスジェンダー議員が誕生しているのに、わが国ではLGBTQ全体が封殺されてしまっているというのは本当に皮肉なことだ」など、中国では理解が進んでいない現状に失望するユーザーも少なからず見られた。(翻訳・編集/川尻

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