アイシン精機が安徽省での合弁会社設立でアルミダイカスト部品の生産能力を増強、その他

Record China    2019年4月18日(木) 9時10分

拡大

アイシン精機は安徽省安慶市に合弁会社を設立し、アルミダイカスト部品の生産力を増強する(写真)。

アイシン精機は安徽省に合弁会社を設立し、アルミダイカスト部品の生産能力を増強する / 日亜鋼業の天津子会社が生産を休止した。直接の理由は合弁相手の経営破たん / イオン環境財団が武漢市で「桜植樹」を実施する。地域の人々と環境保全を改めて考える機会と位置付け、長く親しまれる桜の名所になることに願いを込める。

●アイシン精機、安徽省に合弁会社設立しアルミダイカスト部品の生産能力を増強

アイシン精機(本社・愛知県刈谷市)は安徽省安慶市に、安徽環新集団との合弁でオートマチックトランスミッション(A/T)用トランスミッションケースなどアルミダイカスト部品の生産を行う愛信(安慶)汽車零部件を設立した。2019年4月19日付で発表した。

アイシングループは唐山(河北省)、台州(浙江省)、仏山(広東省)の3カ所の工場で生産したアルミダイカスト部品を中国各地のA/T及びエンジン生産工場に供給している。新会社設立により、主に華東地区のグループ内A/T生産工場への供給能力を増強する。2017年8月に稼働を開始した西尾ダイカスト工場南棟(愛知県西尾市)で取り入れた省エネルギー・作業環境を考慮した建屋や設備設計、自動化率の高い生産ラインの技術を導入する。2020年8月の生産開始を見込む。

●日亜鋼業の天津子会社が生産休止に、合弁相手の経営破たんで

日亜鋼業は17日、2011年に設立してめっき線の製造や販売を行ってきた連結子会社の「天津天冶日亜鋼業」の同日付での生産休止を決めたと発表した。

天津天冶日亜鋼業は日亜鋼業が51%、天津冶金鋼線鋼纜集団が49%を保有する合弁会社。天津冶金鋼線鋼纜の債権者からの申し立てにより裁判所が2018年8月、日本の会社更生手続きに相当する「重整手続」を行うことを認可したため、日亜鋼業は近い将来に合弁会社の事業継続が困難になると判断した。すでに経営が厳しい状態で、天津冶金鋼線鋼纜集団とも生産休止で合意した。

●イオン環境財団が武漢市で「桜植樹」を実施

イオン環境財団は17日、湖北省武漢市の長江新城江灘公園で20日に「中国武漢市長江新城桜植樹」を実施すると発表した。

武漢市北東部にある長江新城は、新たな産業発展モデル地区として長江や東湖の水に恵まれた自然環境を活かす「エコ&グリーン都市」を目指したまちづくりが進められている。桜の植樹は、同地域の人々と環境保全の大切さを改めて考える機会と位置付け、長く親しまれる桜の名所になることへの願いを込めて実施する。(翻訳・編集/如月隼人

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携