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韓国セウォル号沈没事故、5年たっても謎だらけ

配信日時:2019年4月17日(水) 7時50分
韓国セウォル号沈没事故、5年たっても謎だらけ
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16日、韓国メディア・MBCは、発生から5年を迎えたセウォル号沈没事故の「謎だらけ」の現状について伝えた。写真はセウォル号の犠牲者らを追悼する詩。
2019年4月16日、韓国メディア・MBCは、発生から5年を迎えたセウォル号沈没事故の「謎だらけ」の現状について伝えた。

韓国では14年4月16日、旅客船セウォル号が沈没する事故が発生し、高校生ら304人が犠牲となった。記事によると、事故から5年が過ぎた今も、生存者らは「なぜ救助活動が行われなかったのか」との疑問を抱き続けている。セウォル号関連で刑事処罰された海洋警察は、当時出動した123警備艇の責任者だった警長1人のみで、多くの犠牲者を出したにもかかわらず指揮部の一部は昇進までしたという。

また、セウォル号の沈没原因も分かっていない。内部欠陥と外部要因のいずれも不明瞭のままだが、当時の状況をよく知るイ・ジュンソク船長をはじめとするセウォル号の乗組員らは今も固く口を閉ざしているという。船内の監視カメラも沈没の3分前から中断され、何の記録も残っていない。デジタルビデオレコーダー(DVR)からはねつ造された形跡が見つかっているという。さらに、事故前の国家情報院の接待記録が船員手帳に書かれているなど、セウォル号と国家情報院の関係にも疑問が残っている。

3度の聴聞会を実施したセウォル号特別調査委員会をはじめ、セウォル号事故を調査する委員会が次々に発足しているが、明白になったことはまだないという。

最後に記事は「第2期特別調査委員会が引き継いだセウォル号関連の資料は160万件に達する」としつつ「強制捜査権のない特別調査委員会が、限られた期間と人員でどこまで真実に近づけるかどうかは未知数だ」と伝えている。

これに、韓国のネットユーザーからも「いまだに信じられない。あの大きな船が全て沈むまで何もしなかったなんて…」「船が傾き始めた時、国民はみんな『時間は十分ある。全員助かるだろう』と思った。本当に理解できない」と嘆く声や、「わざと助けなかったに一票。何か狙いがあったんだ」「交通事故であることは確か。誰かが計画した事故ではない。でもなぜ原因究明を阻止しようとする形跡がこんなにも多いのか。せめて監視カメラが切られた原因が知りたい」「誰かが救護艦の出動を阻止した疑惑は必ず明らかにしてほしい。海軍参謀総長の救助命令を2度も防げる場所はどこだ?海上事故が起きたことは仕方ないとしても、犠牲者たちはその事故で亡くなったのではなく、その事故により殺害されたんだ」など、「意図的に救助しなかった」と疑う声が数多く寄せられている。

一方で「救助しなかったのではなく、できなかったんだ」「あの状況でどうやって助けられた?船長が責任を取って助ける以外に方法はなかった」「海洋警察も人間だ。救出は危険と判断し、船内に入らなかったんだよ」と主張する声も見られた。(翻訳・編集/堂本
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