人民網日本語版 2019年4月17日(水) 15時0分
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北京大学第三病院の手術室内で15日午前8時34分(現地時間)、新たな生命が誕生した。この身長52センチ、体重3850グラムの男児は「試験管ベビー2世」だ。母親が中国で初の試験管ベビー、鄭萌珠さんだからだ。資料写真。
北京大学第三病院の手術室内で15日午前8時34分(現地時間)、新たな生命が誕生した。この身長52センチ、体重3850グラムの男児は「試験管ベビー2世」だ。母親が中国で初の試験管ベビー、鄭萌珠さんだからだ。科技日報が伝えた。
鄭さんの健康的な出産は、生殖補助技術の安全性を証明した。生殖補助技術は現在、不妊症の女性患者だけでなく、生殖問題を抱える男性のこともサポートできる。また現在すでに100種類以上の単一遺伝子疾患を胚移植前に遺伝学で診断することで、疾患を抱えた児童の出産を回避することができる。
同病院生殖医療センター元常務副センター長、主任医師の劉平氏は鄭さんの誕生を見守っていた。「試験管ベビーは当初、女性の輸卵管の詰まりなどの問題を解消することが目的だった。研究が始まったばかりのころ、私たちは卵子がどのような様子をしているのか見たことさえなく、保温設備も粗末だった。30数年にわたり中国の生殖補助技術、特に遺伝性疾患の診断・スクリーニング・干渉が急発展した」と話している。(提供/人民網日本語版・編集/YF)
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