キャンプ場をホテル代わりに利用する中国本土人に苦慮、香港当局が対応策打ち出す―仏メディア

Record China    2013年3月14日(木) 14時20分

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12日、観光シーズンになると、香港のキャンプ場は中国本土からの観光客でいっぱいになり、香港市民が利用できない状態にあるため、香港政府が対応策を打ち出した。資料写真。

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2013年3月12日、仏ラジオ国際放送・RFI中国語版サイトは、中国本土からの観光客が香港のキャンプ場をホテル代わりに利用するのを防止するため、香港政府が対応策を打ち出したと伝えた。

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中国本土との往来自由化で、本土からの観光客が激増している香港では、ホテル代わりにキャンプ場を利用する中国人が急増し、大きな社会問題になっている。5月の「労働節」や10月の「国慶節」などの長期休暇期間中、香港の有名なキャンプ場・プイオービーチは中国本土人が張ったテントでぎっしり埋まり、家族と利用したい香港市民が事実上締め出される状況にあった。

この問題を解決するため、香港政府康楽文化事務署は11日、5月と10月の連休および旧正月の春節期間中のブイオービーチ・キャンプ場の利用を試験的に予約制にすると発表した。同キャンプ場は敷地内に52カ所のキャンプスペースがあり、1カ所につき2つから3つのテントの設営が可能。これまでは先着順に無料でキャンプスペースを提供していたが、今後は予約制に変更。香港市民は長期休暇の1カ月前から予約することができ、予約数がオーバーした場合は抽選になる。また、連泊は4泊までとなった。

もし当日になって空きがあれば、香港市民でも中国本土人でも誰でも利用できる。同キャンプ場にはオープンスペースもあり、そこでの利用は予約不要。上記の長期休暇以外の日はこれまでどおりの利用となる。(翻訳・編集/本郷)

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