<続編>愛の不足が招いた?世界遺産を血に染めた凶行―雲南省麗江市

Record China    2007年4月4日(水) 10時3分

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2007年4月1日に雲南省麗江市で旅行添乗員がツアー客ら20人を負傷させる事件が発生した。レコードチャイナはこの凶悪事件の犯人の背景を追った。

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2007年4月1日午後、世界遺産に指定されている観光名所・雲南省麗江市四方街で、旅行添乗員がナイフを振り回し、20人を負傷させるという傷害事件が発生した。レコードチャイナは徐敏超(シュー・ミンチャオ)容疑者の背景を追った。

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徐は黒龍江省綏化市の出身で、25歳。現在、吉林省の旅行会社に添乗員として勤務している。事件当時はツアー客を帯同し、麗江市内を案内していた。現地の旅行会社のガイドと2人でツアーを率いていたが、口論になり傷害事件に至ったという。

警察関係者によると、徐は幼い頃に両親が離婚し恵まれない家庭環境にあった。その頃から社会に対する不満をつのらせていたという。今回のツアーで、旅行客とも現地ガイドとも関係がうまく行かず、パニックに陥ったものと見られている。またツアーの直前、交際中の女性と別れていたことも影響した可能性が高い。

徐の父親によると、中学3年生の時に受験勉強のストレスで精神分裂病を患ったことがあるというが、再発はしておらず、今回の事件との関連は不明だ。また噂では、徐と現地ガイドがツアーでまわる土産物屋からのバックマージンの分け前をめぐり、口論になったとの噂もある。(翻訳/編集・高口康太)

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