Record China 2019年4月19日(金) 1時10分
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15日、英誌エコノミストはこのほど、中国のカーリングブームについて伝える記事を掲載した。資料写真。
2019年4月15日、中国紙・環球時報によると、英誌エコノミストはこのほど、中国のカーリングブームについて伝える記事を掲載した。
記事はまず、中国でのカーリングについて「20年前まではほとんど知られていなかった。だが今では、中国の中央と地方の政府が、沿海部の天津からチベット高原の西寧に至るまでの多くの都市にカーリング施設を建設している」「2022年の冬季五輪北京大会では、08年夏季五輪で水泳競技の会場として使用された『「水立方(ウォーターキューブ)』が『氷立方(アイスキューブ)』として生まれ変わる」などと紹介した。
そして、中国でカーリングの人気が高まっていることについて、中国のスポーツ関係者が「冬季五輪で非常に少ないチームスポーツの一つだ。重要なのは、中国の文化では、個人の利益よりも国家の利益が優先されることだ」と話していること、中国を頻繁に訪問するようになった世界カーリング連盟のケイト・ケイスネス会長が「中国の政府関係者はこの『氷上のチェス』にとても高い関心を示していることに気づいた」と述べていることを紹介した。
その上で記事は、「中国でウインタースポーツといえば一般に、生活難の東北地方と関連付けられるが、裕福な上海市は12年以降、カーリング施設を3カ所建設し、1500人の生徒や学生たちがそこで学んでいる」とし、上海カーリング協会関係者が「カーリングは、アイスホッケーやスピードスケートに比べて危険が少ない」と話していること、13歳の孫にカーリングを習わせている男性が「孫にはチームスポーツを通じてより外交的な性格になってもらいたい」と話していることなどを紹介した。(翻訳・編集/柳川)
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