東風ホンダの第3工場が完成・電動化モデルにも対応、その他

Record China    2019年4月13日(土) 11時30分

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湖北省武漢市で東風ホンダの第3工場が完成した(写真)。電動化モデルにも対応する以外に、環境対応、各工程の自動化による高効率化なども実現。中国政府が力を入れる製造業の発展方向とも合致していると理解できる。

武漢市で東風ホンダの第3工場が完成した、電動化モデルにも対応する / ルノーと日産が共同で上海に研究拠点を設立した。重点対象は自動運転や電気自動車 / JR東日本がCtripと戦略提携した / 西尾レントオールはポスト東京五輪と中国への足掛かり確保のためシンガポール企業を買収 / 中国・網易考拉と小林製薬が事業提携する / オプトHDは中国でのマーケティングと流通支援の新会社を設立 / SOUグループは香港に専用のオークション会場を開設した。

●東風ホンダの第3工場が完成=湖北省武漢市、電動化モデルにも対応

湖北省武漢市で、本田技研の四輪製品生産販売合弁会社である東風本田汽車(東風ホンダ)の第3工場が完成した。2019年4月12日付で発表した。

同工場は電動化モデルの生産に対応するする。水資源循環システムや排気処理装置による環境対応、各工程の自動化による高効率化など、最新鋭の生産技術を取り入た。中国政府が力を入れる製造業の発展方向とも合致していると理解できる。今月中に生産を開始する。

●ルノーと日産が上海に研究拠点を設立、重点は自動運転や電気自動車

ルノーと日産自動車は12日、上海に研究開発を担う新しい合弁会社「アライアンス研究開発(上海)」を設立したことを明らかにした。

両社が50%ずつ出資した。自動運転、電気自動車、コネクテッドカーに重点を置いた研究開発を行う。米国シリコンバレー、イスラエルのテルアビブにある共同イノベーション拠点の活動を補完する意味もあるという。

●JR東日本がCtripと戦略提携、東北地方などへの誘客を狙う

東日本旅客鉄道は12日、中国最大規模のオンライン旅行会社Ctrip(シートリップ)と戦略的提携を行うと発表した。

JR東日本グループとしてシートリップと提携することで、東北をはじめとする東日本エリアへの、訪日外国人旅行者の誘客を狙う。誘客プロモーションを共同で実施し、地域の魅力を発信していくことで、一層の地域活性化に取り組む。

●西尾レントオール、ポスト東京五輪と中国への足掛かり確保を見据えシンガポール企業を買収

西尾レントオールは12日、シンガポール企業のUNITED POWER&RESOURCES(UPR)の発行済株式の100%を取得し子会社化することが決まったと発表した。

UPRは中国・フィリピン・インドネシアに子会社を持つ大型発電機及び付帯設備のレンタル会社で、中国での売上比率は約40%。大型屋外イベント向けレンタルを特徴とし、建設現場への対応も行っている。西尾レントオールは、「ポストオリンピックを見据え、屋外イベント向けレンタルの海外本格進出」と「中国の建機レンタル市場へ足掛かりを確保」が実現すると認識している。

●中国・網易考拉と小林製薬が事業提携

中国の大手インターネット企業、網易(杭州)は12日、越境ECプラットフォームKAOLA(網易考拉)と小林製薬が業務提携すると発表した。

同提携は、小林製薬の中国での認知度を上げる一方で、KAOLA(網易考拉)プラットフォームにある日本商品の品揃えをより豊富にするメリットがあるという。

●オプトHD、中国消費者向けマーケティングと流通支援の新会社を設立

オプトホールディングは12日、中国消費者向けマーケティング支援事業および流通支援事業を行う新会社「オプトチャイナ」(本社・東京都千代田区)を設立したと発表した。

オプトグループは2014年に中国事業を本格的に開始した。「オプトチャイナ」は中国事業の規模拡大に向け、意思決定の迅速化および機動的な事業運営を目的とする専門事業会社。

●SOUグループ、香港に専用のオークション会場を開設

SOUは12日、グループ主力事業の「STAR BUYERS AUCTION(スターバイヤーズオークション)」の香港大会を運営するグループ会社のSTAR BUYERSの香港オフィスを、香港・尖沙咀(チムサーチョイ)に位置するオークション会場を併設した新オフィスへと拡張移転したと発表した。

香港大会は、2017年3月にダイヤモンドを主力商材としてスタートし、18年11月からは時計オークションも本格始動させた。拡張移転により、香港大会の強化、グループ全体でのマーケティング強化、香港を足掛かりとした海外販路の拡大などを狙う。(翻訳・編集/如月隼人

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