中国鉄道第六次大幅高速化・ダイヤ改正を4月18日実施―鉄道部

Record China    2007年4月4日(水) 6時30分

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2007年4月18日、中国鉄道第六次大幅高速化・ダイヤ改正が実施される。これにより、北京―上海間などの主要路線では、最高速度が時速200kmでの運転となる。中国鉄道部門の在来線高速化計画の裏には、参入を狙う外国企業の熱い戦いが隠れている。

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2007年4月3日、中国鉄道部は今月4月18日に、「全国鉄道第六次大幅スピードアップ・ダイヤ改正」が実施されると発表。今回の高速化・ダイヤ改正のために260億元(3750億円)の資本を投じたとも述べた。これにより、主な在来線で旅客列車の最高速度が時速200kmとなり、路線によっては時速250kmも可能となる。

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第11次5か年計画の中に、「中国鉄道中・長期発展計画」も組み込まれており、この期間中、鉄道部門に注ぎ込まれる投資予想金額は毎年平均1000億元(1兆5000億円)という莫大なものである。

この魅力的な巨大市場を海外の企業は見逃すはずがない。すでにカナダ・アメリカ・フランス・ドイツ・日本といった国々が、中国鉄道部の国際入札に参加している。

中でもカナダとアメリカの企業は、中国各地に子会社を設立し、中国企業と技術提携や共同開発を進め、実質的な中国国産の列車車両や信号システムなどを鉄道部に導入させるなど、次回の国際入札に有利になるよう中国での実績を着実にあげている。(翻訳・編集/本郷智子)

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