NYのチャイニーズレストラン、「クリーンな」料理哲学が論争を巻き起こす―中国紙

Record China    2019年4月13日(土) 8時30分

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11日、中国紙・環球時報は、「クリーンな」中国料理を提供することをコンセプトにした米ニューヨークにあるチャイニーズレストランが、「人種差別」や「文化の盗用」などの論争に巻き込まれていると報じた。資料写真。

2019年4月11日、中国紙・環球時報は、「クリーン」な中国料理を提供することをコンセプトにした米ニューヨークにあるチャイニーズレストラン「Lucky Lee’s」が、「人種差別」や「文化の盗用」などの論争に巻き込まれていると報じた。

米メディアの報道を引用して伝えたもので、白人女性オーナーは、自分の店を「中国料理を食べるのが大好きな人のための『クリーンな』チャイニーズレストラン」と表現し、伝統的な麺料理や角切り鶏肉とピーナッツの炒めものなどに改良を加え、中華風の化学調味料などは一切使用しないとしている。

ところが、「クリーンな」という表現に対し、「中国系移民が経営するチャイニーズレストランは汚いというステレオタイプを想起させる」「化学調味料を使用しないと主張するのは伝統的なチャイニーズレストランに対する侮辱」などと批判する声が出るなど、論争に巻き込まれているという。

こうした事態を受けて、女性オーナーは9日、SNS上で「皆さんの反応は明らかに、私たちのレストランのコンセプトが文化的に敏感であることを示しています。私たちはそれに耳を傾け、省察することを約束します」などと謝罪したという。(翻訳・編集/柳川)

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