浙江大学、人工知能専攻を新設

人民網日本語版    
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浙江大学への取材によると、中国で第1陣のAI(人工知能)専攻の新設を認められた大学として、浙江大学は育成計画の作成を完了しており、今年中にAIを専攻する学生を募集することになった。

浙江大学への取材によると、中国で第1陣のAI(人工知能)専攻の新設を認められた大学として、浙江大学は育成計画の作成を完了しており、今年中にAIを専攻する学生を募集することになった。初めて設立されたAI専攻は、どこに新しい点があるのだろうか。何を学び、どのように教えるのだろうか。新華網が伝えた。

中国教育部(省)が発表した2018年度一般大学専攻登録・審査認可結果によると、浙江大学を含む35校がAI専攻の新設を認められた。

教育部AI科技革新専門家グループ作業チーム長、浙江大学人工知能研究所の所長を務める呉飛教授は「AIはすでに新たな産業革命における中心的な駆動力になっている。これまでAI人材の育成には分散化と空洞化の問題があり、カリキュラムの内容は人材の需要とかけ離れたものだった。直ちに人材育成を強化し基礎を固めるべきであることは、すでに業界内の共通認識になっている」と話した。

浙江大学によると、第1陣のAI専攻学生の教育は同校の竺可[木貞]学院で行われる。授業、教員の配置、科学研究訓練、国際交流・訪問、産業界の実践などにより、人材育成を全面的にサポートする。

呉氏によると、AIは典型的な学際的な学科であり、確率統計を基礎とする数学のカリキュラム、ブログラミングとシステムを基礎とするコンピュータのカリキュラム、知識表現、問題解明と機械学習を基礎とするAIのカリキュラムという3つの内容がある。「確率、統計、最適化方法、因数分解などの内容はこれまで大学の数学の中でひとまとめにされていたが、これらのAI関連の数学の重要な内容を切り離し専門的に授業を行う」

筆者の調べによると、浙江大学は自校の優位性と結びつけAIの特色ある授業を行う。学生は基礎及び専門的な授業を受けるほか、自分の好みに応じてスマート決定及びロボット、統計ロボット学習、スマート感知及び言語、視覚的インタラクション及び設計という4つのモジュール型カリキュラムを選択・学習できる。(編集YF)

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