東日本大震災から2年…隣国からも寄せられる、思いやりや自戒のメッセージ―中国版ツイッター

Record China    2013年3月11日(月) 14時31分

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2013年3月11日午後2時46分。この瞬間、東日本大震災からちょうど2年を迎える。隣国の中国からも“中国版ツイッター”を通じて実に多くのメッセージが寄せられている。写真は中国版ツイッターの画面。

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2013年3月11日午後2時46分。この瞬間、東日本大震災からちょうど2年を迎える。犠牲になった方々の魂を悼み、復興のこれから、原発のこれからなどに多くの人々が思いを馳せる瞬間になるが、隣国の中国からも“中国版ツイッター”を通じて実に多くのメッセージが寄せられている。以下にその一部をご紹介する。

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「2年前の今日、日本では大震災があったのですね。みなさん、お忘れないでしょう?」

「東日本大震災を忘れない!日本にお祈りを捧げます!」

「今日は東日本大震災のあった日ですね。2年前を思い返し、今日生きていることへの幸せに感謝しましょう」

「東日本大震災からちょうど2年となりました。今日も生きている我々は、亡くなられた方々の魂を悼み、命を大切にしてもっとはつらつと生きましょうよ」

「東日本大震災2周年。生きることができているだけで、幸せですね。自然災害の多い近年ですが、我々は人類による自然破壊を反省し、因果応報を受けているということも顧(かえり)みましょう。このような悲惨な災いがもう二度とありませんように」

「中国メディアは何千キロも離れた福島の放射線問題ばかりを取り上げていますが、わずか数十キロの距離にある核の脅威には沈黙を保っています」

「日本の震災後のがれき処理についてだが、きちんと分別して行われているようだ。ある中国メディアは『進行が遅すぎる。もし中国であれば、がれきは何もかも一気に埋めてしまっているだろう』と報じていた」

「当時、多くの本に書いてあった。日本で普及している防災訓練がどれほど優れたもので、よく考えられたものか。それは世界のお手本と言ってもよいだろう。ただし、それでも多くの災いというのは予期せぬ時に我々を襲うものである。もし震災が日本以外のどこかで起こっていたなら、その被害はもっと悲惨なものであったろう」

「被災地では多くの人々が、打撃から立ち上がろうとまだ奮闘している最中ですね。我々台湾でも、ふるさとの平和のために努力しましょう(※注:台湾では現在、大規模な反原発運動が巻き起こっている)。昨日、あるドキュメンタリーを見ました。福島原発の事故から2カ月後に、避難していた周辺住民が初めて自宅に一時帰宅します。その際、70センチ×70センチの袋を持参して、その袋に入るだけのものを持ち帰ることが許されました。さあ、もしあなたなら、この袋に何を入れるでしょうか?」

日本で実際に被災した方々からの投稿も少なくなかった。

「永遠に忘れられないあの日。夫と連絡がつかなくて、彼の電話を待ち続けて心配を募らせたあの日」

「3月11日は特別な日。半日かけて掃除した部屋がメチャクチャになったっけ」

「2年前の今日。あの日の地震をこの身で経験しました。2年たった今も、影のようにつきまとって離れません。亡くなった方々の安息を祈り、生き残った方々の気丈さを願います。日本、ガンバレ!!」

「2年前のあの時、まさに帰国しようとしているところだった。しかしあの日見たテレビの画面は忘れがたいものだった。みなさん、1日1日を大切にしましょう」

「今日、ヤフージャパンのトップページはなんでいつもと違うのだろうと考えていた。3月11日だったのですね…何という配慮でしょう」(翻訳・編集/愛玉)

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