大気汚染の救世主となるか?!スモッグ除去の無人機、試験飛行に成功―中国

配信日時:2013年3月11日(月) 12時12分
大気汚染の救世主となるか?!スモッグ除去の無人機、試験飛行に成功―中国
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11日、中国の航空機大手「中航工業」傘下の「中航工業航宇公司」の馬永勝取締役会長はこのほど、「スモッグを除去するパラグライダー型無人機を開発し、2月26日に試験飛行に成功した」と明らかにした。写真は7日、濃霧に包まれる遼寧省大連市。
2013年3月11日、中国新聞社によると、中国の航空機大手「中航工業」傘下の「中航工業航宇公司」の馬永勝(マー・ヨンション)取締役会長は今月8日、「スモッグを除去するパラグライダー型無人機を開発し、2月26日に試験飛行に成功した」と明らかにした。

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同無人機は自動車でけん引して離陸し、飛行中はリモコンで制御する。馬氏は「試験飛行では、機敏性に優れ、着陸も安定しており、良好な操縦性が実証された。新型のスモッグ除去機能もうまく動作した」と成功をアピールした。

馬氏によると、同無人機のスモッグ除去機能は暖かい霧と冷たい霧の両方に対応している。暖かい霧の場合は、吸湿性のある塩や尿素などを載せて指定の場所まで飛行し、触媒として散布。大量に生じた凝結核が水蒸気と合体して大きな水滴となり凝結すれば、霧は消失する。

冷たい霧の場合は、ドライアイス、液化プロパンガスなどを霧に散布。大量の氷晶が生じ、ベルシェロン過程により、もとの霧滴の水分が奪われ、氷晶が大きくなり地上に落下すると、霧は消失する。

同無人機は、新型パラフォイルや独自開発のナビゲーション・飛行制御・発射技術の面で多くの技術革新がある。飛行高度は5000m。巡航時間の長さや範囲の広さ、コンパクトさ、軽さ、扱いやすさなどが特徴。中国にまだ同種の製品はないという。(提供/人民網日本語版・翻訳/YT・編集/内山
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