「父親世代の過酷な996勤務が日本の若者を驚かす」中国版ツイッターでホットワードに

Record China    2019年4月11日(木) 22時40分

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11日、中国版ツイッターのウェイボーで最近、「父親世代の996が日本の若者を驚かす」というワードが、検索キーワードランキングで一時トップ10入りするなど注目を集めている。資料写真。

2019年4月11日、中国版ツイッターの微博(ウェイボー)で最近、「父親世代の996が日本の若者を驚かす」というワードが、検索キーワードランキングで一時トップ10入りするなど注目を集めている。

「996」とは、中国のテクノロジー業界で常態化している「午前9時から午後9時まで、週6日の労働」を意味する就業実態のことだ。報道によると、過酷な残業を強いる企業に対して技術者らがインターネット上で抗議の声を上げるという動きが広がっている。

これに関連し、ウェイボーでは、「父親世代の996が日本の若者を驚かせす」というハッシュタグで、「社会学者の李春玲氏と日本在住作家の薩蘇氏による日本の格差社会についての分析」とし、「社会学の観点から見ると、996は日本で失敗した。必死に働き必死に金を稼ぐ『働き過ぎの日本』と現在の『低欲望日本』には密接な関係がある。若者たちは、父親世代が必死に働いたにもかかわらずこのような老いを迎えていることを目にし、低欲望を選び、頑張り過ぎない、結婚しない、子どもを生まない、を選ぶようになっている」とする投稿が注目を集めている。

この投稿について、ウェイボー上では「努力しても希望は見えない。好きなことを思い切り楽しんだほうがよい」「同感。自分をそんなに疲れさせる必要はない」「いろいろなことに束縛されて100歳まで生きるくらいなら、短くても自由で楽しく生きたい」「頑張って金を稼いで家を買って子どもを育てても、最後には家を売って病院通い」「頑張っても金は貯まらず老いたら孤独死。頑張っても手元には何も残らず尊敬もされない。何のために頑張るのか」などのコメントが共感を集めていた。(翻訳・編集/柳川)

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