「ウーマノミクス」が重要な役割を果たすのはなぜか―中国メディア

人民網日本語版    2019年4月13日(土) 20時30分

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コンサルティング機関がこのほど発表した中国の消費者を考察したシリーズ報告書によると、中国の20歳から60歳までの4億人に近い女性消費者は毎年10兆元(約160兆円)もの消費支出を握っているという。写真は中国の家族。

コンサルティング機関がこのほど発表した中国の消費者を考察したシリーズ報告書によると、中国の20歳から60歳までの4億人に近い女性消費者は毎年10兆元(約160兆円)もの消費支出を握っているという。現在、経済的により自立するようになった女性消費者は世帯支出の権限をますます握るようになり、世帯の「調達責任者」になっているという。広州日報が伝えた。

「ウーマノミクス」(女性経済)という言葉が2007年に中国教育部の発表した新語171語に入っていることから、「女性層の購買力が高い」というのが市場の一般的な見方になった。しかし多くの人の目には、女性が主導的地位を占める分野は主に、個人的ニーズとの関連度の高い日常消費財産業にとどまっているように見える。だが報告書から、ウーマノミクスの影響の及ぶ範囲が次第に拡大し、「自分が何を買うか決める」から「自分の家庭が何を買うか決める」へと移行したことがうかがえる。

こうした変化をもたらした要因は何か。仕事で経済的自立を果たした多くの女性が世帯支出を配偶者とともに担うようになったことがある。経済力の向上により世帯において女性が担う役割がより多様になり、多くの人がイメージする「男は外、女は内」という伝統的役割分担が静かに変化し、家庭での女性の地位が向上した。消費の方向性を決める際にも、夫婦はより平等な立場でコミュニケーションをはかるようになった。伝統的モデルに比べ、女性は家庭の中でより大きな発言権をもち、より主体的に自分の消費の志向を表明できるようになった。

一方で、女性の消費の概念がますます理性的になったことも女性がより認められることにつながった。ウーマノミクスの特徴が語られる時にはいつも、多くの人の頭の中に「衝動的に消費する」、「享楽的」、「見かけばかりで中身がない」といったあまり好ましくないイメージが浮かぶが、現実はそうではない。調査によると、インターネット消費者ローン商品、オーバードラフト(借り越し)、ブランド消費などに直面して、女性消費者は男性よりも理性的で現実的な態度を示す。成熟した理性的な消費概念に消費のホットポイントをつかむ力が加わったウーマノミクスが、重要な役割を果たすようになったことは容易に理解できる。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

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