中国広東省の深セン市で8日に開催された2019年全国電子情報産業活動座談会の席上、中国工業・情報化部電子情報局家電部の曲暁傑部長は「中国は世界最大の家電製品生産国・輸出国・消費国だ。中国の昨年の携帯電話生産台数は世界の9割、コンピュータは9割、テレビは7割以上を占め、いずれも世界一を着実にキープしている」と述べた。中国新聞社が伝えた。

中国電子情報産業発展研究院の盧山院長は座談会において、「世界の家電製品の需要は疲弊している。スマートフォン、ノートPCの需要が減少を続けており、内需市場の低迷により電子製品の国内販売が厳しい状況となっている。電子書籍、スマートスピーカーを始めとする新興電子製品、5Gスマホ、折りたたみ式スマホなどの先端製品、VRゲーム、北斗測位などの融合製品が新興消費の原動力になり、電子情報製造業に新たな市場の潜在力をもたらす見通しだ」と述べた。

曲氏は、「今年は超高画質動画産業の発展を推進し、VR産業の発展、スマート健康養老産業の発展、家電製品のスマート化という3つの重点任務に取り組まなければならない」と述べた。（提供/人民網日本語版・編集/YF）