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中国の古典、日本の「柱」に―中国メディア

配信日時:2019年4月11日(木) 23時20分
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9日、環球網は、日本では新元号が「令和」と決定したことで、古典ブームが起きていると伝えた。資料写真。

2019年4月9日、環球網は、日本では新元号が「令和」と決定したことで、古典ブームが起きていると伝えた。

記事は、日本人にとって元号は生活のあらゆるところで使用されており、「伝統と現代性が共存している」と紹介。新元号が日本社会に古典ブームを引き起こしており、「元号の出典を探求することは、日本人の古典文化の素養を反映している」と伝えた。

その上で、新元号の「令和」の出典とされた「万葉集」が販売部数を大きく伸ばしていることを紹介。「大学の図書館では、学生たちが争うように『万葉集』を読んでいる」と伝えた。また、「書店では新元号特設コーナーが設けられ、『万葉集』や古典研究に関する書籍が並べられ、古典知識に関する漫画、古典小説などが大人たちの注目を浴びている。書店の経営者は古典書籍を絶えず補充している」と、日本で古典がブームになっていると伝えた。

さらに、「令和」の出典をめぐっては、日本の書籍なのか中国の書籍なのかで、日本のネット上では熱い論争が繰り広げられたと紹介。中国の詩文集「文選」(もんぜん)に「令和」が出ているとの指摘から、多くのネットユーザーが「万葉集」と「文選」を研究したと伝えた。また、これまでの元号はすべて中国古典からの出典であることも紹介している。

こうした状況について記事は、「日本はこれまでずっと中国の伝統文化を重視し、学んできた。現在の日本の小中学校の教科書には大量の漢文が掲載されている。国語の授業において、漢文教育はずっと重要な位置を占めてきた」と指摘。「三国志」や「論語」などの中国古典は、日本で常にベストセラーとなっており、学校教育でも中国古典に関する内容が少なくないと紹介した。一例として、「日本では中学1年で中国の四字熟語に関する物語を学び、2年になると杜甫、李白、孟浩然、王維などの唐時代の詩や論語を学ぶ」ことを伝えた。

記事は、「中国古典は、江戸時代からずっと日本の道徳教育の手本となってきた。特に、リーダーとしての素養を培うのに中国の伝統的な道徳が必要だった。中国古典から学び、リーダーとしての素養を身につけた人たちが明治維新の中心となり、江戸時代に中国古典の道徳教育を受けた志士たちが国家の危機に面して身を投げ出し、近代日本の柱となった」と結んだ。(翻訳・編集/山中)

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2019年4月3日 18時40分
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