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「生きとし生けるものへの慈悲の心」で生態系を破壊、蛇や魚など大量に放す―中国

配信日時:2019年4月9日(火) 8時10分
「生き物への慈悲の心」で生態系を破壊、蛇などを大量に放す―中国
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雲南省景洪市で5日、男が山や川で大量の蛇や魚を自然に放したことが分かった。「生き物に対する慈悲」を実践する仏教上の行為とされるが、生態系を混乱させるなどとして禁止されている。写真は放された動物の回収を行う当局関係者。
雲南省南部の景洪市で5日、男が山や川で大量の蛇や魚を自然に放したことが分かった。「生き物に対する慈悲」を実践する仏教上の行為とされるが、生態系を混乱させるとして禁止されている。当局が係員を動員して、放された動物の捕獲に務めた。

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蛇や魚を放したのは黒龍江省出身の男で、景洪市で不動産業を営んでいるという。広東省仏山市で2日に蛇約40キログラムを5000元(約8万3000円)で購入し、袋に入れて自動車で景洪市に運び、その後、タウナギやドジョウ1万1000元(約18万円)分を購入し、仲間とともに5日午後5時ごろ、市内を流れる瀾滄江(メコン川上流の中国領内の名称)やその周辺の山に放した。

仏教信者が宗教上の理由があるとして行う、捕らえられた動物を自然に放す「放生」と呼ばれる行為で、景洪市で蛇や魚を放した男も「財運をつけたいとの祈った」と供述したという。

「放生」は実際には、生態系を乱す行為であり、「放生」を行ったことで元からいた動物が生きにくくなることも考えられる。また、遠隔後から運ばれた動物が、現地の環境に適合できず次々に死ぬ事態になったこともある。

当局は「放生」を取り締まっている。景洪市では森林警察官など当局職員50人が出動して、蛇12匹を回収したという。男が蛇などは中国が保護動物に指定する種類ではなかったが、市森林警察は行政事件として調べを進めている。

中国では宗教に対して、当局側の判断による「社会に害のない範囲に限る」という厳しい制約があるが、新興の自由そのものは憲法でも保障されている(共産党員の場合は、マルクス・レーニン主義と宗教は両立しないとの理由で、宗教を信じることが厳禁されている)。そのため、1990年ごろからは仏教を信じ、宗教行為に参加する人が大幅に増えた。社会があまりにも急速に変化したため、人々が心のよりどころを強く求めるようになったとの見方もある。(翻訳・編集/如月隼人
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