世界通貨利用量13位の人民元、国際化に向け上海は支払システム構築を計画―中国

Record China    2013年3月8日(金) 18時20分

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8日、中国の全国人民代表大会の代表を務める上海市の楊雄市長によると、上海市は人民元のグローバル支払決済システムを構築して、人民元の国際化プロセスを推進する計画を立てている。写真は銀聯カードと人民元。

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2013年3月8日、中国の全国人民代表大会(全人代)の代表を務める上海市の楊雄(ヤン・シオン)市長(上海市委員会副書記を兼任)によると、上海市は人民元のグローバル支払決済システムを構築して、人民元の国際化プロセスを推進する計画を立てている。この計画はまだ準備段階にあり、これから中国人民銀行(中央銀行)の認可を受けた後、条件が煮詰まるのをみはからい、タイミングをみてうち出す予定だという。

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同じく全人代代表を務める中国銀聯の許羅徳(シュー・ルオダー)総裁は取材に応える中で、ここ2年の間に、人民元の国境を越えた利用の伸びがますます速まったと述べた。2012年には銀聯カードが世界141カ国で利用され、利用額は3800億元(約5兆7000億円)に達した。

環球同業銀行金融電訊協会が2月27日に発表した報告書によると、世界の支払システムにおいて人民元の位置づけが初めてルーブルを抜き、シェアは過去最高の0.63%に達し、世界の通貨利用量ランキングでの順位は13位に上昇したという。(提供/人民網日本語版・翻訳/KS・編集/内山

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