<両会>代表委員が討論会発言時に自社商品を宣伝=国営メディアが痛烈に批判―中国

Record China    2013年3月8日(金) 18時40分

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7日、中国では現在両会(全国人民代表大会・全国政治協商会議)が開催されているが、組別の討論会において自身が経営する会社の商品宣伝を行う代表委員が他の代表委員から反感を買っている。写真は今月7日北京市で行われた新聞出版業界の組別討論会。

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2013年3月7日、中国では現在両会(全国人民代表大会・全国政治協商会議)が開催されているが、組別の討論会において自身が経営する会社の商品宣伝を行う代表委員が他の代表委員から反感を買っている。新華社通信が伝えた。

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同日行われた、第12期全国政治協商会議第1回会議の組別討論会で、ある企業の理事長は自身の発言時に、同社の商品を机に並べ、発言時間の多くを商品の宣伝に使った。両会の組別討論会は時間が少ないのに対し、処理する議題は多い。その討論会において「貴重な時間を本来の議論に使わず自分勝手な宣伝をする人は極めて少数とはいえ軽視すべき問題ではない」と、記事で警鐘を鳴らしている。

また、記事は「中国の改革は現在重要な段階に入っており、社会の矛盾を解決するためには代表委員が知恵を絞り問題を研究する必要がある。このような状況下で自身の利益しか考えられない者は自分の行いを恥ずべきである」と批判、「代表委員たちは自身の背後いる支持した多くの民衆の存在を忘れるべきではない」と指摘している。(翻訳・編集/内山

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