2013年3月6日、公開中の中国映画「101次求婚」で、注目のベッドシーンが全てカットされていることがわかった。NOWnewsが伝えた。

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台湾の女優リン・チーリン（林志玲）の主演作。90年代に大ヒットしたドラマ「101回目のプロポーズ」のリメイク作品だ。中国では先月12日に公開され、これまで興行成績1億9000万元（約29億円）という好調ぶりを示している。

映画ではチーリンの元カレで、結婚に対するトラウマを植え付ける役として、モデル出身の台湾の俳優カオ・イーシャン（高以翔）が出演している。公開前のスチール写真には2人のベッドシーンも含まれており、話題を集めていた。だが、公開中の映画にはこのシーンが見当たらない。追って今月22日に公開される台湾版でも、このシーンが削除されていることが明らかになった。

メガホンを執った台湾の若手監督レスト・チェン（陳正道）が、物語をスムーズに進行させるために削除したという。美男美女の甘いムード漂うシーンとして大きな話題を集めたが、残念ながら完全に幻となってしまった。

とは言え、映画の主役はイケメンのカオ・イーシャンではなく、ホアン・ボー（黄渤）演じる“三高”とは無縁の平凡な男性。また、映画に出演するたびに容姿だけの“お飾り女優”と叩かれてきたチーリンも、情感あふれる演技が高評価されている。（翻訳・編集/Mathilda）