中国で森林火災が相次ぐ―四川省では消防隊員30人死亡、山西・山東・北京・遼寧でも発生し各地が厳戒体制に

配信日時:2019年4月7日(日) 5時50分
中国で森林火災多発―四川で30人死亡、山西・山東・北京・遼寧でも
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中国で森林火災が続いている。四川省涼山イ族自治州3月30日で発生した火災(写真)では、消防隊員30人が死亡した。その他、山西省、山東省、北京市、遼寧省でも森林火災が発生している。
中国で森林火災が続いている。四川省涼山イ族自治州3月30日で発生した火災では、消防隊員30人が死亡した。その他、山西省、山東省、北京市、遼寧省でも森林火災が発生している。3月になり気温が高まり、降水がなく乾燥した状態が続いたことが原因と考えられている。

四川省涼山イ族自治州で発生した森林火災は消防隊員30人が火に巻き込まれたことで特に注目され、葬儀の状況なども次々に報じられた。消防隊員689人が海抜4000メートル級にある原生林で消火作業をしていたところ、風向きが突然変わり、山全体が炎に包まれたという。起伏が大きい複雑な地形で電波が届きにくく、連絡が取れなくなった30人の死亡が確認された。

一連の森林火災のうち、早い時期に発生したのは山西省長治市沁源県で3月14日に発生した火災で、消火活動に当たっていた6人が死亡した。

新華社は4月5日付で、山東省内では最近になり、森林火災が12件連続で発生と報じた。禁止されているにもかかわらず、住人が森林を焼き払って開墾しようとして火の制御ができなくなった例もあるという。山東省では高温・乾燥の状態が続いているため、出火しやすい状態になっているという。

同記事は、森林火災に遭遇した場合には、危険な場所からただちに離れねばならないと注意を喚起。川や沼などのある場所、または植生の少ない場所が相対的には安全で、山頂に向かって逃げるのは危険と紹介した。火は上向きに急速に燃え広がるからだ。

山東省泰安市で4月4日に発生した火災では、出火の原因はたばこの火の不始末だったとして、同市森林警察が5日までに容疑者の身柄を拘束した。

北京市懐柔区でも4日午後6時ごろに、森林火災が発生した。午後8時ごろに鎮火したが、再び火災が発生し、5日午前5時20分ごろまでに消し止められたという。1回目と2回目の火災の具体的関係は伝えられていない。4日から5日にかけての火災で死傷者は出なかった。

遼寧省錦州市太和区でも4日午後9時ごろに森林火災が発生した。消防が出動し、同日午後11時ごろまでに消し止めることに成功した。

広東省では3月18日時点で、森林火災の多発期に入るとして省林業局が防火作業についての、責任感と緊迫感を持って臨むことを求める内容を含む通知を出した。同日には森林および草原火災の防火についての全国テレビ会議も行われたという。(翻訳・編集/如月隼人
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