2013年3月6日、英BBC放送（中国語電子版）によると、中国吉林省長春市で4日起きた乳児誘拐・殺害事件で、市民はキャンドルを灯して幼い命が絶たれたことを悼んだ。

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同事件は、長春市で4日早朝、スーパーの駐車場で発生。同店経営者の男性が生後2カ月の男児を後部座席に寝かせたまま、店の暖房をつけに10分ほど車を離れたところ、何者かが車を乗り逃げした。警察が大規模な捜索を展開したものの、男児は遺体で発見された。5日夜、容疑者の男が警察に出頭。警察は男児の殺害容疑で男を逮捕した。

これを受け、人民日報はインターネットの簡易投稿サイト・微博（ウェイボー）で「願いは届かなかった。彼は人生で初めての春を迎えることができなかった。多くの人の願いもむなしく、彼を守ることはできなかった。安らかに眠れ」と書き込んだ。さらに、ネット上では多くの市民が追悼コメントを寄せた。（翻訳・編集/AA）