自動車窃盗・幼児誘拐事件が発生、ネット通じて支援の輪広がるも悲しい結末に―吉林省長春市

Record China    2013年3月6日(水) 12時10分

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5日、新浪網は吉林省長春市の自動車窃盗・乳児誘拐殺害事件を伝えた。事件後、多くの人々がボランティアとして活動するなど注目を集める事件となったが、悲惨な結末を迎えることとなった。写真は5日、発見された盗難車。

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2013年3月5日、新浪網は吉林省長春市の自動車窃盗・乳児誘拐殺害事件を伝えた。事件後、ネットやメディアを通じて情報が広がり、多くの人々がボランティアとして活動するなど注目を集める事件となったが、悲惨な結末を迎えることとなった。

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事件が起きたのは4日早朝。あるスーパーの経営者が生後2カ月の赤ちゃんを連れてマイカーで出勤。仕事場が寒すぎるからとエンジンを付けたまま、先に車を降りた。ストーブを付けた後戻ると、わずか10分の間に赤ちゃんを乗せた車は盗まれていた。

通報を受け吉林市警察は1万人近い警官を動員し捜索を始めた。またこの情報がメディアやネットを通じて広がり、タクシー運転手や一般市民もボランティアとして捜索に協力し、市内には協力している合図であるハザードランプをつけた車であふれかえった。

5日早朝、吉林省四平市公主嶺市で盗まれた車が乗り捨てられているのが発見されたが、車内に赤ちゃんの姿はなかった。同5日午後7時50分、吉林省警察はマイクロブログを通じて窃盗犯が自首したことを発表した。

犯人は周喜軍(ジョウ・シージュン、48歳)。車を盗んだ後、後部座席に赤ちゃんが乗っているのに気がつき、絞め殺した後に遺体は雪の中に埋めたと供述している。(翻訳・編集/KT)

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