韓国が日本の小学校教科書検定に「深刻な懸念」、是正求める決議案を採択

Record China    2019年4月5日(金) 8時10分

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4日、韓国・ニュース1によると、韓国国会の教育委員会は同日に全体会議を開き、日本の小学校の教科書検定の是正を求める決議案を採択した。写真は韓国国会。

2019年4月4日、韓国・ニュース1によると、韓国国会の教育委員会は同日に全体会議を開き、日本の小学校の教科書検定の是正を求める決議案を採択した。

記事によると、決議案は「日本の文部科学省が竹島を日本固有の領土と主張する内容が盛り込まれた教科書の検定結果を発表したことに対し、韓国国会は深刻な懸念を示す」という内容。日本政府の竹島領有権主張の放棄および領土主権を脅かす一切の行為の中止、日本政府の歴史歪曲(わいきょく)学習指導の是正および正しい歴史教科書の発行、帝国主義の侵略に対する日本政府の心からの謝罪と反省、日本政府の侵略の歴史の教育および正しい歴史教育を求めているという。

国会は「日韓の真の和解と共同繁栄の道は、過去の侵略行為に対する日本政府の心からの謝罪と未来世代への正しい歴史教育がなければ不可能」と説明したという。

これを受け、韓国のネットユーザーからも「歴史歪曲を続けている限り、日本はアジアのリーダーになれない」「日本の子どもがこんな教育を受けて育ったら、いつか戦争が起きるのでは?」など、日本の教科書の内容に不満の声が寄せられている。

また、韓国政府に対し「決議案を採択したところで日本が素直に従うわけない」「日本に行って直接抗議できないの?」「文大統領が独島(竹島の韓国名)を訪問するべき。挑発には大きな代償が伴うことを教えないと」「いつも懸念を示すだけ。韓国も教科書に対馬は韓国領と表記するなど行動で示すべきだ」などと強力な対応を求める声や、「韓国に親日派が存在する限り日本は挑発を続けるだろう。日本は韓国が団結した国民性を見せられない点を利用している」と指摘する声も。

一方で「そんなにほしいなら日本にあげれば?」「日本とは仲良くすべき。だから領土問題は平和に解決するため共同管理を提案するべきだ」との声も上がっている。(翻訳・編集/堂本

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