ここ100年の日本の驚異的成長、その根拠は“社会的動員力”にあり―中国人著述家

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5日、日本人が世界的に台頭したのは、ここわずか100年あまりのことだ。その最大の要因は、「日本人には他の民族にはない動員力があることだ」と中国で指摘されている。資料写真。

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2013年3月5日、日本人が世界的に台頭したのは、ここわずか100年あまりのことだが、その最大の要因は、「日本人には他の民族にはない動員力があることだ」と中国で指摘されている。これは、中国の出版社から出版された書籍「日本人憑什麼」(日本台頭の根拠とは何か)の著者・周興旺(ジョウ・シンワン)氏によるもの。

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1868年の明治維新からわずか30年で、中国を中心とした東アジアの構図を書き換えた日本。その後、1895年から1945年にわたる50年間のうち、およそ40年間は戦争状態にあった。そこで中国を侵略の対象としただけでなく、帝政ロシア英国・仏国・米国と渡りあった。最終的に敗北することにはなるが、経済面となると、日本は明治維新後のわずか50年で世界5強の一角となっている。第二次大戦後は重工業で栄え、アジア最大の経済大国となり、1983年にはGNPが米国を超え、米国国債の40%を保有する世界最大の債権国となった。

軍事にしても経済にしても、日本が目を見張るような台頭を実現したのは日本の国民に他の民族にはない社会的動員力があることが最大の要因だと指摘されている。

さらに、1950年から1990年の40年間にGNPが152倍にまで成長したのは、第二次大戦後、「経済を通じて国を再び興す」という一元化された全国民の意思があればこそだとし、日本人のそうした求心力が何から生まれるのか、なぜ一心不乱に規律に従えるのか、そうした性質による利点と弊害はどのようなものか、中国人は熟考し見極める必要があると、周氏は指摘している。(翻訳・編集/岡田)



   

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