慰安婦問題にタイムリミット迫る、“被害者”のいない定例デモに韓国メディアが焦り

配信日時:2019年4月4日(木) 19時20分
タイムリミット迫る慰安婦問題、定例デモから“被害者”の姿が消える
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3日、韓国・MBCは、慰安婦問題解決を訴えるべく毎週水曜日にソウルの日本大使館前で行われている「水曜集会」について、「慰安婦被害者の姿が見られなくなった。慰安婦問題解決に残された時間はわずかだ」と伝えた。写真はナヌムの家。
2019年4月3日、韓国・MBCは、慰安婦問題解決を訴えるべく毎週水曜日にソウルの日本大使館前で行われている「水曜集会」について、「慰安婦被害者の姿が見られなくなった。慰安婦問題解決に残された時間はわずかだ」と伝えた。

記事によると、水曜集会は1992年1月8日に始まり、27年間一週も欠かさず行われてきた。2011年の1000回目の集会には多くの人が集まり、元慰安婦らと共に日本政府に抗議する姿が見られた。しかし最近は学生や市民団体のみが参加し、元慰安婦の姿は見られないという。その理由は、問題が解決しないうちに元慰安婦らの高齢化が進み、その多くが体が不自由な状態になったため。今年に入り、すでに4人が亡くなったという。

元慰安婦が共同生活を送る施設「ナヌムの家」には現在、6人の元慰安婦が暮らしている。そのうちの1人、イ・オクソンさんは「全身が痛み歩行器がないと歩けず、外出することができない」と話し、日本政府に対し「実際に体験した私たちの言っていることが真実なのに、なぜうそだと言うのか。いくら苦痛を話しても謝罪を受けられないのでとても悔しい」と訴えたという。

韓国政府に登録されている元慰安婦240人のうち生存者は21人で、平均年齢は90歳を超えているという。

これに、韓国のネットユーザーからは「元慰安婦らは日本から精神的、肉体的苦痛に対する謝罪を当然受けるべき。なのに韓国政府はこの問題を政治に利用するだけ」「文政権は慰安婦問題を解決する意思がないようだ。前政権や日本のせいにしてばかり」「文政権が今からでもちゃんと働けば、まだ時間は十分ある」「何の対応もできない韓国政府が情けない。今回の政権が解決してくれると期待していたのに」「日本とは仲良くするべきだけど、この問題に関しては強く出るべき。残された時間はわずかだから」など、韓国政府の対応に不満の声が寄せられている。

一方で「慰安婦被害者の立場からすると、慰安婦と呼ばれ続け、過去に縛られた人生を送る方がつらいのでは?」「お年寄りを苦しめるのはもうやめよう」「韓国国民も慰安婦問題に否定的なのだから日本はなおさらだろう。日本は何度謝罪し、賠償すればいいのか…」と指摘する声も上がっている。(翻訳・編集/堂本
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