「日本人はなぜ故宮を焼き払わなかった?」ツイート炎上の俳優が謝罪―中国

Record China    2019年4月4日(木) 11時20分

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中国版ツイッターのウェイボーに「日本人は北京を8年間占領したのに、どうして故宮内の文化財を略奪したり、故宮を焼き払ったりしなかったのか。これは侵略者の本性に合致するのか」と投稿して炎上した中国の俳優の趙立新が3日、ウェイボーに謝罪文を掲載した。

中国版ツイッターの微博(ウェイボー)に「日本人は北京を8年間占領したのに、どうして故宮内の文化財を略奪したり、故宮を焼き払ったりしなかったのか。これは侵略者の本性に合致するのか」と投稿して炎上した中国の俳優の趙立新(ジャオ・リーシン)が3日、ウェイボーに謝罪文を掲載した。

趙立新の投稿をめぐっては、中国共産党系メディアや共産主義青年団、「中国反邪教」のアカウントが「認識があまりにも無邪気すぎる」「自国の歴史についてちゃんと知っておくべきだ」などと相次いで非難したほか、ネットユーザーからも「この俳優は芸能界を引退したほうがいい」「封殺されたいのか?」「もう好感が持てなくなった」などの声が上がっていた。

中国メディアの観察者網によると、趙立新は3日、「慎重さを欠いた発言が大きな議論と不快を招いてしまったことを、すべての人に対し心からおわびします」「偏見的な文脈が世論を騒がせてしまい、自分を深く責めるとともに後悔しています」などとウェイボー上で謝罪した。

「日本人侵略者のために地を洗う(好ましくない過去などをなかったことにする)発言だ」などと指摘されたことについては、「私に流れているのは中国人の血。決して暴徒のために地を洗ったりはしない」と否定した。(翻訳・編集/柳川)

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