「安っぽいポスター」とツッコミ殺到の今年の北京国際映画祭のポスター

人民網日本語版    2019年4月3日(水) 19時40分

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中国のネットでは、北京国際映画祭のチケットが一瞬で売り切れたことよりも、そのポスターのデザインの安っぽさが話題になっている。

北京国際映画祭のチケットが今月1日に発売開始した。人気映画のチケットは一瞬で売り切れ、映画祭の注目度の高さを示していた。しかし、中国のネットでは、北京国際映画祭のチケットが一瞬で売り切れたことよりも、そのポスターのデザインの安っぽさが話題になっている。人民網が報じた。

第9回北京国際映画祭は2日、メインポスターを発表した。最高賞の天壇賞のトロフィーの上に葉が青々と茂る大きな木がデザインされており、「大地に立ち、上空までさわやかな空気でいっぱいにし、空に向かって手を掲げ、朝まで美しい星空を堪能しよう」という思いが込められているのだという。ところが、ネットユーザーからはこのポスターのデザインはあまりに手抜きで、その配色も安っぽくて筆舌に尽くしがたいとツッコミが殺到している。

先月発表された上海国際映画祭のポスターと比べてみると、こちらは中国の著名なポスターデザイナー・黄海氏が手掛け、「大暴れ孫悟空(原題・大鬧天宮)」からインスピレーションを得たそのデザインが好評を博している。また、香港国際映画祭(2018)や平遥国際映画展(2017)、海南島国際映画祭(2018)などのポスターを例に挙げて、「北京国際映画祭はもっとセンスを磨かないと」という主催者に呼びかけるコメントを寄せるネットユーザーもいた。しかしこれらのツッコミの数々はいずれも単にネットユーザーのうっぷん晴らしというよりは、むしろ彼らの同映画祭に対する期待の高さを示していると言えるだろう。

同映画祭のコンペティション部門の最高賞は「天壇賞」で、2011年から、同映画祭のポスターには「天と人が一つになり、美しく共存する」というそのコンセプトを盛り込まれ、それが欠かせない重要要素となっている。そして、空に向かって両手を伸ばして舞う女性をモチーフにしたトロフィーを中心に描いている。同映画祭の歴代ポスターを見比べてみると、クリエイティブなデザインのものもたくさんあるが、あなたのお気に入りはどれだろうか?(編集KN)

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