2013年3月4日、環球時報によると、韓国の朝鮮日報は2日、「全国民を挙げて募金活動を行い、サポーター化する韓国人に驚く中国人」とする記事を掲載し、韓国人の団結力の強さが中国人の驚きの的になっていると伝えた。

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最近、中国のネットユーザーの間で米国のゲーリー・ロック前駐中国大使のものとされる文章が飛び交っている。これは「中国人の12大特徴」について書いていて、「賢いが噂を信じ易い」、「大事については黙って耐え、小事について細かく問題にする」、「コネで解決できる事は合理的な方法では解決しない」など、多くがマイナス面だ。

文章はロック氏本人が書いたものではない可能性があるが、これだけ話題になるということは、中国の人々がどれだけ大きなショックを受けたかを表している。

中国は広大で人口も多く、中国人の民族性を一概にまとめることはできないが、韓国人のそれと比べて異なる点を見つけることはたやすい。その一つが団結力だ。中国には「中国人は一皿のバラバラの砂だ」という有名な言葉もある。

記者はかつて、「華僑の団結力は、なぜ海外に住む韓国人より強いのか」というテーマで取材をしたことがあったが、取材が終わる頃には、「華僑は必要に迫られれば団結するのであって、もともと団結力が強い訳ではない」という心証を得た。

また、これまでに接した中国人の多くが、アジア金融危機の際に韓国の国民の間で募金活動が展開されたことや、サッカーの日韓ワールドカップ開催の際に全国民がサポーター化したことを挙げて、「中国は韓国人の愛国心や団結の精神を見習うべきだ」と賞賛した。（翻訳・編集/KU）