ロッドマン氏の電撃訪朝、中国専門家「米朝関係改善効果は望み薄」―中国紙

Record China    2013年3月4日(月) 18時15分

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28日、北朝鮮の金正恩第1書記と会談したNBAの元スター選手デニス・ロッドマン氏の“電撃訪朝”について、中国の専門家は「米朝関係は核実験のせいで冷え切っている」として、関係改善への効果は望み薄との見方を示した。資料写真。

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2013年2月28日、環球時報(電子版)によると、北朝鮮金正恩(キム・ジョンウン)第1書記と会談した米プロバスケットボール協会(NBA)の元スター選手デニス・ロッドマン氏の“電撃訪朝”について、中国の専門家は「米朝関係は核実験のせいで冷え切っている」として、関係改善への効果は望み薄との見方を示した。

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専門家はロッドマン氏訪朝の効果について「北朝鮮指導者の個人的な趣向によるところが大きい。かつてピンポン外交で米中関係が緩和した当時とは状況が異なる」と指摘。「当時は米中とも関係改善への意欲があり、互いに接触する機会があった。両国の間は紙1枚隔てただけの近さで、ピンポン外交が風穴を開けた」と述べた。

これに対し、現在の米朝関係は北朝鮮の核実験により「対立の度合いはかつてなく大きい。北朝鮮の核保有に対する米国の反発は強い。両国の間には城壁より厚い壁が横たわっている」として、米朝関係改善には悲観的な見方を示した。(翻訳・編集/AA)

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