日産自動車は18日から一般公開の「上海国際モーターショー2019」で、新型セダンを世界初公開する。 / マイクロアド・クロスボーダー・マーケティングは上海のテレビ番組を活用したプロモーションが可能なプラットフォームを日本企業向けに提供。

●日産自、「上海モーターショー2019」で新型セダンを世界初公開

日産自動車は18日から25日まで一般公開される「上海国際モーターショー2019」で、新型セダンを世界初公開する。2019年4月2日付で発表した。電動駆動のコンセプトカー「IMs」と「IMQ」も出展する。

新型セダンには、エクステリアとインテリアに日産の特徴的な最新のデザインが採用され、「ニッサン インテリジェント モビリティ」技術が多く搭載されているという。

コンセプトカー「IMs」は100％電気自動車で、自動運転モードで走行中はステアリングが格納される。コンセプトカー「IMQ」には、電動モーターと発電のためのガソリンエンジンを組み合わせた「e-POWER」を搭載。電動モーターのみで駆動するため、100％電気自動車と同様の俊敏で力強い走りを楽しむことができるという。

●マイクロアド子会社、日本企業向けに上海のテレビ番組活用したプロモーション提供

マイクロアドは2日、同社子会社のマイクロアド・クロスボーダー・マーケティングが上海日欣文化伝媒と業務提携し、上海のテレビ番組を活用したプロモーションが可能なプラットフォームを日本企業向けに提供すると発表した。

乳幼児向け教育番組「咿呀咿呀！」と健康世代向け番組の「我們退休啦」の番組内容やリアルイベント、番組公式wechatを通して、企業の商品の認知獲得、顧客体験、購入までを支援する。

「咿呀咿呀！」は、上海在住で育児中の女性の約50％が番組公式wechatをフォローする人気番組。子育て層へのターゲティングが可能になり、ベビー用品や日用品などのプロモーションを行える。「我們退休啦」は定年退職後の55～70歳がターゲット。季節に応じた旅行や健康がテーマで、旅行販売だけでも月間4億円以上の売上がある。（翻訳・編集/如月隼人）