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<サッカー>89分に出場した選手がけがでもないのに2分後に交代、中国リーグで起きている奇妙な現象、その原因は…

配信日時:2019年4月2日(火) 14時0分
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31日に行われたサッカー・中国スーパーリーグの重慶対深センの試合で、89分に途中出場した選手がわずか2分後に交代を命じられるという場面が見られた。背景には、中国リーグで定められている規定がある。資料写真。

31日に行われたサッカー・中国スーパーリーグの重慶対深センの試合で、89分に途中出場した選手がわずか2分後に交代を命じられるという場面が見られた。背景には、中国リーグで定められている規定がある。

この試合で、89分にピッチに投入された重慶の尹聡耀(イン・ツォンヤオ)は、91分に迪力木拉提(ディリムラティー)との交代を命じられた。出場時間はわずか130秒。負傷や戦術面の理由ではなかった。

中国のスポーツメディア・騰訊体育などによると、同リーグでは今シーズン、各チームに対して「U23(23歳以下)選手を少なくとも1人、先発で起用すること」「U23選手を1試合に3人以上起用すること」が義務付けられている。尹聡耀と迪力木拉提は共にU23選手。つまり、上記の「3人以上起用」という規定を満たすためだけに投入されたということだ。

中国メディアによると、リーグの規定のために今シーズンは通常では考えにくい時間帯の交代が相次いでいる。この試合でも、先発で起用された深センのU23選手・李強(リー・チアン)が開始14分というかなり早い時間に交代させられている。

中国では毎年のようにサッカー協会がさまざまな規定を打ち出しているが、それが実質的な強化に結び付いているかは疑問が残る。ファンからは「こんな時間に交代なんて心が痛む。せめて別の選手と代えてやってくれよ」「出場時間に関しても規定を設けるべき」「選手を育てず、功を焦るクラブチーム。こんなんじゃ発展するはずがない」「中国サッカー自体が笑い話だ」といった批判の声が相次いで上がっている。(北田

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2019年4月1日 15時0分
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