<ボイス>「令和」は「脱中国」?=漢字文化圏や東洋文化は中国抜きに語れない―在日中国人

配信日時:2019年4月2日(火) 18時30分
<ボイス>「令和」は脱中国?=漢字文化圏や東洋文化は中国抜きに語れない
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1日、平成に代わる新しい元号が「令和」に決まった。「令和」の出典は日本最古の歌集「万葉集」で、日本の歴史上、国書を典拠とする元号は初となるという。写真は新元号発表時の東京・新橋駅前。
2019年4月1日、平成に代わる新しい元号が「令和」に決まった。「令和」の出典は日本最古の歌集「万葉集」で、「初春の令月にして、気淑(よ)く風和らぎ、梅は鏡前の粉を披(ひら)き、蘭は珮後(はいご)の香を薫らす」から引用した。「心を寄せあう中で文化が生まれ育つ」という意味が込められている。日本の歴史上、国書を典拠とする元号は初となるという。

これについて、「議論好き」を自称するある在日中国人は次のように述べている。

この在日中国人は、「日本で新しい元号が発表された。この元号の出典は日本の古典『万葉集』の『初春令月,気淑風和』だ。日本はようやく脱中国を成し遂げたなどと国内外で伝えられている。だが漢字文化圏や東洋文化は中国抜きに語ることは不可能だ。『令月』が最初に現れたのは中国の古典『儀礼』においてだ。その後、多くの中国の文人墨客が詩にこの言葉を詠んでいる。南北朝時代の王台卿の『陌上桑』には『令月開和景,処処動春心』があり、唐代の薛元超の『諫蕃官仗内射生疏』には『時惟令月,景淑風和』があり、『黄帝内経』には『気可令和,和気之方,必通陰陽』がある。その上、『万葉集』は当時の日本の貴族が流行を追ったものだ。追いかけた相手、それはもちろん中国だ」と述べた。(翻訳・編集/柳川)

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  • RYU***** | (2019/04/12 09:21)

    『令和』の元号が意味するところに本質があると未だ理解できませんか? 典拠は「万葉集」です。万葉集とは「天皇から農民まで幅広い階層によって東北から九州に至る日本各地で詠まれた」という歌集です。この史実に驚嘆し感銘を覚えます。「日本の貴族が流行を追ったもの」というのは認識違いであり見当違いです。 こうした日本文化史実と歌集序文が新しい時代へ相応しく選ばれた元号です。 そもそも脱中国といった概念は存在しません。「脱」という意味すら理解できません。元号については「万葉集からの典拠」以外ほかはなく、何かしら影響が見受けられるとしても言葉の引用に過ぎません。重要なのは誰がどのような思いを歌に表したかにあるのであり、それが文学です。 大陸(中国)の古典を持ち出し論じることに意味をなさないばかりか高慢な論述でしかありません。古の文人墨客らもこの様子を恥じていると思います。
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  • 774***** | (2019/04/03 00:26)

    知迎知隨.氣可令和 迎を知り、隨を知りて氣和せしむべし。用例が異なりますね ----- 終始第九 凡刺之道.畢于終始.明知終始.五藏爲紀.陰陽定矣. 陰者主藏.陽者主府.陽受氣于四末.陰受氣于五藏. 故寫者迎之.補者隨之.知迎知隨.氣可令和. 和氣之方.必通陰陽.五藏爲陰.六府爲陽.傳之後世. 以血爲盟.敬之者昌.慢之者亡.無道行私.必得天殃. 凡およそ刺の道は終始に畢おわる。明らかに終始を知り、五藏を紀と爲し、陰陽定まる。 陰は藏を主つかさどり、陽は府を主る。陽は氣を四末に受け、陰は氣を五藏に受く。 故に寫は之を迎え、補は之に隨う。迎を知り、隨を知りて氣和せしむべし。 和氣の方は必ず陰陽に通ず。五藏を陰と爲し、六府を陽と爲す。之を後世に伝え、 血を以って盟と為す。之を敬うやまう者は昌さかえ、之を慢にする者は亡ほろぶ。道無くして私を行えば、必ず天殃おうを得る。
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  • 774***** | (2019/04/02 22:58)

    皇帝内経素問霊枢は東洋医学の原典で三皇五帝時代のもの。「気可令和,和気之方,必通陰陽」と令和が登場するとは興味深い。調べてみよう。 なお原本はもちろん存在せず、各時代に編纂されたものが残っている。そのうち最も古いものは日本の仁和寺にあり国宝となっている。
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