日本の新元号「令和」にまつわる4つの「初」―中国メディア

Record China    2019年4月1日(月) 14時20分

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1日、環球網は、日本で新しい元号「令和」が発表されたことについて、過去の改元とは異なる四つの「新しいこと」があったと報じた。写真は新元号発表を待つ東京新橋駅の人々。

2019年4月1日、環球網は、日本で新しい元号「令和」が発表されたことについて、過去の改元とは異なる四つの「新しいこと」があったと報じた。

1日午前11時42分、菅官房長官が記者会見で新しい元号の「令和」を発表した。記事は、645年の「大化」以降、日本の歴史上で248番目の元号であると紹介するとともに、四つの「新しいこと」を伝えている。

一つ目は、日本の憲政史上初めて天皇の生前退位に伴う改元であること。

二つ目は、新天皇が即位する前に今上天皇が新元号の政令に署名を行ったこととした。「今上天皇の署名についてはこれまでに一世一元の堅持を主張する保守層から激しい批判が出ていたが、改元による種々の不便を考慮したうえで、日本政府が今上天皇の退位1カ月前に新元号を発表することを決めた」と紹介した。

三つ目は、初めて日本の古典書籍から引用したこと。記事は、過去247の元号はいずれも「四書五経」など中国の古典書籍を典拠としたものだったとしたうえで、今回日本最古の和歌集「万葉集」から引用された背景について「従来は中国の古典文化に通じた学者が元号の選定を担当していたが、今回は日本文化、中国文学、日本史学、東洋史学の分野から有識者を集めて案を募った」と説明している。

そして四つ目は、初めてインターネットで新元号発表の様子が中継されたことを挙げた。1989年の平成改元時は官房長官の元号発表会見がテレビ中継されたが、今回は時代の流れに合わせてTwツイッターなどSNSの首相官邸公式アカウントを通じてネットでも中継されたことを紹介した。(翻訳・編集/川尻

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