公衆トイレの臭いを評価、臭気判定士を導入=喫煙者・鼻炎持ちはNG―中国

Record China    2013年3月2日(土) 18時25分

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1日、中国では公衆トイレの臭いについて分類を行う草案に伴い、検査を数値化するために臭気判定士が導入されている。写真は湖北省武漢市の豪華トイレ。

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2013年3月1日、網易新聞によると、上海市容環境品質観測センターの関係者は公衆トイレの臭いについて分類を行う草案に伴い、検査を数値化するために臭気判定士を導入することを明かした。

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北京、上海、重慶瀋陽などの都市ではすでにこの臭気判定士を導入しており、非喫煙者で、鼻炎のないことが求められている。臭気判定士は自身の鼻で卵やカビ、便、異臭を判定して等級別に分け、臭いが基準値内にあるかを確認する。臭気判定士の判定は法的効力を持ち、基準値を超えた場合、関係部署が法に基づき処理することになる。

臭気判定士は海外に約1万2000人おり、主に米国英国オランダ、ベルギー、日本などに存在する。米国の臭気判定士は、日々人混みの中で人体が発する臭いを嗅ぎ、研究資料を提供している。オランダの臭気判定士は、工業地帯や住宅街の境界にある建物で大気中の臭いを嗅ぎ、大気汚染を防止するために一役買っている。日本の臭気判士は、公衆トイレのにおいを嗅ぎ、臭気が基準値を超えると、管理者に改善を求めている。(翻訳・編集/中原)

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