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2月の訪日客、58%減の108万人=5年半ぶり低水準、新型コロナが直撃―中国9割減、韓国8割減

配信日時:2020年3月19日(木) 18時40分
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2月の訪日客数は前年同月比58%減の108万5100人と5カ月連続で前年同月を下回った。新型コロナウイルスの感染が拡大したためで、2014年9月以来5年5カ月ぶりの低水準。写真は花見の資料写真。

2020年3月19日、日本政府観光局が発表した2月の訪日客数は前年同月比58.3%減の108万5100人と5カ月連続で前年同月を下回った。新型コロナウイルスの感染が拡大したためで、2014年9月以来5年5カ月ぶりの低水準。減少幅は東日本大震災直後に記録した11年4月(62.5%減)に匹敵する。コロナウイリス感染は世界中で拡大しており、3月はさらに減少する見通しだ。

中国人客は87.9%減の8万7200人に激減した。10万人を割るのは13年12月以来約6年ぶり。団体ツアー等の販売が禁止されたことも大きく響いた。日韓関係悪化の影響で昨年後半から急減していた韓国も79.9%減の14万3900人と落ち込んだ。

訪日客の半分以上を占めていた日韓両国と日本の間を往復する航空便や船便の運休が相次いでいる。入国制限も一段と強化されたため3月以降もさらに減少する見通しだ。

訪日を抑制する動きは中韓以外の国や地域にも広がり、台湾は44.9%減の22万400人、香港も35.5%減の11万5600人だった。感染が広がりつつある欧米諸国からの訪日客も激減。米国は20.8%減の7万3400人、英国、ドイツ、イタリアも2割程度落ち込んだ。東南アジアや豪州からの訪日客も減少した。

政府は2020年に訪日客4000万人の目標を設定しているが、達成は絶望的。政府は旅行費用の補助など需要喚起策を検討。感染拡大が終息した後の反転攻勢につなげる方針だが、回復の目途はたっていない。訪日インバウンドはアベノミクスの有力な成長経済戦略だが、新型コロナウイリスに直撃された格好だ。(八牧浩行)

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