「世界最大の映画スター」巨額脱税のファン・ビンビン、米ファッション誌が紹介する「騒動前夜」の様子

Record China    2019年3月30日(土) 11時0分

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29日、米ファッション誌のVanity Fair (ヴァニティ・フェア)のウェブ版が、巨額脱税で世界中から注目された女優ファン・ビンビンについて、昨年の騒動やその人物像などを詳細に紹介している。

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2019年3月29日、米ファッション誌のVanity Fair (ヴァニティ・フェア)のウェブ版が、巨額脱税で世界中から注目された女優ファン・ビンビン范冰冰)について、昨年の騒動やその人物像などを詳細に紹介している。

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「X-MEN:フューチャー&パスト」などに出演し、カンヌ国際映画祭の審査員も務めた国際派女優ファン・ビンビンに、二重契約書を使った脱税疑惑が持ち上がったのは昨年5月のこと。ファン・ビンビンが突然姿を消したことで世界中から注目されたこの騒動では、中国の税務当局が8億8400万元(約147億円)という巨額の罰金と追徴課税金の納付を命じたことも話題になった。

Vanity Fair誌のウェブ版ではこのほど、ファン・ビンビンを取り上げ、「世界最大の映画スター」と紹介。これまでの華々しい活躍、米フォーブス誌が発表したランキングで女優部門の世界第4位に選ばれたほどの年収額、さらに世を驚がくさせた脱税事件を紹介し、「ハリウッドでは例を見ないスター」と描写している。

同誌が「世界最大の映画スター」と紹介する根拠は、巨大な中国市場とその人口からくるもの。ファン・ビンビンの中国版ツイッターは6290万人がフォローし、SNSのフォロワー数は中国共産党員数に匹敵するほど。中国で最も活躍する女性スターであり、国内でのその知名度は、世界各国のどんなスターでも及ばないとしている。

なお文章では、昨年の脱税騒動前夜の生々しい様子も紹介。ファン・ビンビンと10年以上もタッグを組み、「ロスト・イン・北京」などヒット作を送り出してきたリー・ユー(李玉)監督が昨年5月に会食した際、別れ際にファン・ビンビンが無言ながらしっかりと手を握ってきたという。長い付き合いの中で、そのような行動をするのは初めてで驚いたというリー・ユー監督だが、その数日後に騒動が持ち上がっている。(Mathilda

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