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21日、中国の新富裕層が芸術的食文化を復興させている。写真は南京美食文化節に出品された芸術料理。
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2013年2月21日、環球時報によると、フィナンシャル・タイムズ(電子版)はこのほど、「中国の新富裕層が芸術的食文化を復興させている」と題した記事を掲載した。
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中国では一時はケンタッキーフライドチキンなどの手軽なファストフードが人気となっていたが、企業家など若い新富裕層を中心に「紅楼夢」などの古典文学作品に出てくる贅(ぜい)を尽くした美食を再現することがはやりつつある。こうした食文化を復興させている若い企業家は文化的素養のある存在として「儒商」と呼ばれており、高級レストランでの「文学宴」は1人1500元(約2万2500円)するものもあるという。
ある美食家は「中国人にとって美食とは芸術の一種で、書画や詩歌と同様なのだ」と話す。春節(旧正月)の時期には特に盛んとなり、江蘇省揚州市の5つ星ホテル・西園飯店では紅楼夢に出てくる料理を集めた「紅楼宴」を毎日4〜5組に提供しているという。(翻訳・編集/岡田)
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