「平成の終わり」まであとわずか、「平成最後の…」で盛り上がる日本―中国メディア

Record China    2019年3月31日(日) 13時10分

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28日、参考消息は、「『平成の終わり』まであとわずか。日本は『平成最後の…』で盛り上がっている」と指摘する記事を掲載した。資料写真。

2019年3月28日、参考消息は、「『平成の終わり』まであとわずか。日本は『平成最後の…』で盛り上がっている」と指摘する記事を掲載した。以下はその概要。

日本では「平成の終わり」へのカウントダウンが始まった。現在の天皇は4月30日に退位し、翌日から新元号となる。日本の若者はこうした「歴史の交代」に「平成最後の…」を盛り上げることで関わっている。

「平成最後の夏」「平成最後の紅白歌合戦」「平成最後の桜」など、日常の物事に「平成最後の」という修飾語を付けるとある種の儀式感が生まれる。ただ、多くの人にとって新元号は新たな人生を歩む勇気を与えてくれる存在のようだ。5月1日に婚姻届けを出す「改元婚」は若い世代の間で人気を博している。大阪のある女性会社員もそのうちの1人だ。女性は「ふさわしい時期に挙式を」と考えていたが、年号が変わると知ってただちに行動に移した。この他、「元年に赤ちゃんを出産したい」と考える人もいる。

一方、企業は「平成最後」を冠した商品を次々と打ち出す。ファミリーマートは先月、「#平成最後のグミ」を発売した。雑貨チェーンのロフトに並ぶのは「平成クリアファイル」だ。この「平成最後の…」ブームは日本経済を盛り上げるカンフル剤にもなっている。

こうしたブームは改元のたびに見られるわけではない。この約200年で天皇の生前退位は現在の天皇だけだ。早くに退位が告げられ、長い緩衝期ができたために人々は1つの時代の終わりを深く感じることができた。日本で西暦と元号が併用されていることが、人々に複雑な感情を抱かせるのだ。(翻訳・編集/野谷

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