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<中国旅游>自然と人知の巧み―蘇州・庭園芸術

配信日時:2013年3月2日(土) 15時44分
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28日、「東洋のベネチア」と称された水の都、蘇州。蘇州観光の目玉は、何と言っても市内に点在する名庭園の数々である。これらは大自然の美や四季のうつろいを表現している。今回はいくつかの見逃せない蘇州の伝統的な庭園をご紹介する。
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2013年2月28日、「東洋のベネチア」と称された水の都、蘇州。蘇州観光の目玉は、何と言っても市内に点在する名庭園の数々である。大自然の美や四季のうつろいを表現した庭園は、日本のわび・さびを思わせる繊細な造りで旅人を魅了し、「江南の庭園は天下一、蘇州の庭園は江南一」と評価されてきた。今回はいくつかの見逃せない蘇州の伝統的な庭園をご紹介する。

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■拙政園(せっせいえん)

蘇州には200カ所を超える庭園があり、世界遺産に登録されているものが9カ所。また「中国四大庭園」と呼ばれるもののうち2つは蘇州にあり、それは拙政園と留園である。拙政園は江南地方固有の様式の、規模の大きな庭園である。東園・中園・西園の3つの部分で構成され、見どころは中園に集中している。白黒の落ち着いた色調の中国式あずまやや回廊などと、蓮の咲き乱れる池とのバランスが非常に美しい。

また、庭園にはいくつかの見晴らし台がある。そこからの眺めは園の設計者が最も見せたい景色なので、ぜひじっくり眺めを楽しむことをお勧めする。さらに、橋を渡ったり、曲がり角の多い回廊を巡ったりすることによって視点がさまざまに振れ、見える景色も変化する。こんな風に、歩きながら自然の美を五感で楽しむのが、一つの楽しみ方である。

■獅子林(ししりん)

元代の代表的な園林である。水と緑の豊かな拙政園に対し、獅子林は石と水の庭園である。中国江南地方の庭園では、太湖石(穴やくぼみが多く、築山や庭石に利用される太湖産の石)がよく使われているが、獅子林はその太湖石を積み上げた築山が大半を占めており、迷路のように小径が巡っている。さまざまな形状をした築山群は、「築山王国」と賞賛されている。また、「桃源十八景」という美称も持っている。多くの観光客にとって、ここでかくれんぼをするのは楽しみのひとつ。園内のあちこちにある奇石は、角度や光線によって獅子のように見えてくるのが、この庭園の名の由来と言えよう。

※本記事は楽旅中国(らくたびチャイナ)の特別提供。楽旅中国は、中国青年旅行社(CYTS)傘下で展開する中国旅行専門の日本語オンラインサービスです。

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