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28日、中国で新型の海上哨戒機「MA60」の生産がスタートした。哨戒範囲が大幅に拡大されることから、日本への圧力も高まると予想されている。資料写真。
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2013年2月28日、参考消息(電子版)によると、中国で新型の海上哨戒機「MA60」の生産がスタートした。これまで使用されてきた「運−12」型機と比べて哨戒範囲が大幅に拡大されることから、日本への圧力も高まると予想されている。
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ジェーン・ディフェンス・ウィークリー(JDW)によると、西安飛機工業集団でMA60哨戒機が生産中で、中航工業集団傘下の中航技進出口有限責任公司(CATIC、中航技)の責任者が同機は中国海監総隊に納入されることになるとの見通しを示しており、事実であれば中国に対する領土侵犯への対応で大きな働きをするとJDWは指摘している。
MA60哨戒機は航続時間が「運−12」型機と比べて2倍の10時間。最高速度は時速約514km、航続距離は2450km。また、電光センサーや合成開口レーダーなどを備え、少なくとも3つの監視ステーションにデータを送信できるという。この他、水陸両用機「蛟竜−600」もプロトタイプの建造が進んでおり、中国人民解放軍海軍と中国海監総隊で就航が予定されていることも、中航技の責任者が明かしている。(翻訳・編集/岡田)
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