国境なき記者団が文大統領に苦言「言論の自由守って」=韓国ネットからも懸念の声

配信日時:2019年3月29日(金) 11時50分
国境なき記者団が文大統領に苦言「言論の自由守って」
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28日、韓国・朝鮮日報は「国境なき記者団が韓国与党を批判した」と報じた。写真は文在寅大統領。
2019年3月28日、韓国・朝鮮日報によると、国境なき記者団(RSF)は米ブルームバーグ通信の韓国人記者を実名で非難した韓国与党「共に民主党」を批判した。

米ブルームバーグ通信の記者は先日、「文大統領は金正恩(キム・ジョンウン)委員長の首席報道官」との内容の記事を書いた。これを受け、保守系野党「自由韓国党」の羅卿ウォン(ナ・ギョンウォン)院内代表は国会での演説でその内容に言及。すると「共に民主党」の李海植(イ・ヘシク)報道官は今月13日に「米国通信社の皮をまとい、国家元首を冒とくした『売国』に近い内容」と非難。さらに翌14日には、米ニューヨーク・タイムズ紙の駐在員を「黒い頭の外信記者」と呼んだ。これに対し、ソウル外信記者クラブ、アジア系米国人ジャーナリスト協会(AAJA)、国際新聞編集者協会(IPI)などが相次いで抗議の声明を発表していた。

国境なき記者団は米国時間の今月22日に声明を発表し、「政権与党に所属する李報道官はブルームバーグ通信の記者を非難し、その翌日にも別の記者を攻撃した」とし、「今回の問題は過去数十年にわたり繰り返されてきた言論の弾圧から回復しつつある韓国に大きな騒ぎを起こした」と指摘した。また「李報道官は後に謝罪して記者の実名を削除したが、共に民主党の議長に相当する文大統領は依然として(この問題に対する)コメントを拒否している」とも批判したという。

さらに、「かつての言論迫害の歴史から、韓国は文大統領の当選により重要な転機を迎え、世界言論の自由指数も63位から43位に上がった。かつて人権弁護士だった文大統領は『任期が終わるまでに韓国における言論の自由指数を30位まで高める』と約束していた」と指摘したという。

なお、記事では文大統領が昨年9月の「放送の日」の祝辞の中で、国境なき記者団が発表した言論の自由指数に言及し「放送の公正性と公益性を揺らぐことなく立て直してほしい」と発言していた。

これを受け、韓国のネット上では「国境なき記者団は知らないみたいだね。韓国では言論の弾圧や世論操作が行われてる」「言論の自由?ふざけるな。そもそも言論の自由度の順位も(あやしいから)調査するべき」「こんな状況で言論の自由度が上がったって?理由は何?」「確かに韓国の言論の自由指数は上がったかもしれないけど、メディアへの信頼度は落ちた」などと指摘する声が多い。

文政権に対しても「従北政権に言論の自由などない」「言論の自由はおろか、国が社会主義に向かってる」「国際的に大恥をかいた」「独裁政権が早く崩壊しますように!」など厳しいコメントが寄せられ、「国が心配」と憂慮するユーザーも見られた。(翻訳・編集/松村)
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