「中国のビジネス代表団がわが国の海軍基地を監視」とインドメディア、中国紙は反論

Record China    2019年3月29日(金) 6時50分

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28日、環球時報によると、インドメディアが「中国はわが国の海軍基地を商人に監視させている」と報じた。写真はインド。

2019年3月28日、中国紙・環球時報によると、インドメディアが「中国はわが国の海軍基地を商人に監視させている」と報じた。

記事によると、インドのニュースメディア・インディアドットコムは26日、ある報告書の内容として「中国が、カルナタカ州カダンバとオリッサ州アブドル・カラム島にある2つの海軍基地の監視を企てている。この目的を達するため、近頃中国のビジネス代表団がカダンバ付近の島を訪れ、商務活動を行った」と報じたという。

アブドル・カラム島はインドの総合ミサイル試験場があるほか、空母の母港になっており、戦略上非常に重要な場所となっているため、同メディアは「中国が当該地域に存在することは、インドの安全に対する重大な行為だ」と評した。

これに対し環球時報は、「インドメディアによる報道には報告書の具体的な名称やソースが明記されていない」としたほか、「中国が現地で諜報活動に従事していることを示す具体的な状況は示されていない」と指摘した。

そして、上海国際問題研究院の趙干城(ジャオ・ガンチョン)研究員の言葉として「彼らは日常的にさまざまな方法を用いてデマを流したり、ヒステリックな声を上げたりする。また、大きな選挙が迫っているときなどは、一部の政治勢力が中国の話を持ち出したり操作したりする。一般の状況において、わが国は証拠も出せない事実無根の話やヒステリックなデマに構う必要はないのだ」と伝えた。(翻訳・編集/川尻

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