「韓国サッカーの盛り上がりは理解不能」日本人記者の疑問に、韓国ネットが出した答えは…

Record China    2019年3月28日(木) 18時50分

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27日、韓国・ニュース1は「『韓国サッカーは理解できない』日本人記者は首をかしげた」と題した記事を掲載し、韓国でのサッカー熱の盛り上がりについて伝えている。資料写真。

2019年3月27日、韓国・ニュース1は「『韓国サッカーは理解できない』日本人記者は首をかしげた」と題した記事を掲載し、韓国でのサッカー熱の盛り上がりについて伝えている。

記事は、26日にソウルで行われた韓国対コロンビア戦を観戦した日本のフリーサッカージャーナリスト、吉崎エイジーニョ氏へのインタビュー内容を紹介している。吉崎氏は「日本はロシアW杯、AFCアジア杯UAEで健闘したので、サッカー熱が盛り上がっている。それは当然だが、韓国は両大会での成績が芳しくなかったにもかかわらず、日本と同様に盛り上がっている。日韓の雰囲気は異なって当然なのに、状況が同じなのは理解し難い」と語ったという。

韓国のサッカー熱がなぜここまで高まっているのか、記事は「韓国メディアに寄稿するほど韓国サッカーに詳しい吉崎氏だが、答えが分からないようだ」と伝えている。

記事によると、韓国ではW杯、アジア杯後もサッカー熱が冷めず、今月22日の蔚山(ウルサン)でのボリビア戦はチケットが完売し、4万1117人を動員。コロンビア戦も6万4388人を動員した。最近の国際Aマッチ6試合のチケットは全て完売しているという。

記事は「なぜ韓国サッカーに“春”が来たのか、海の向こうの日本の記者に理解できないのは当然」としつつ「韓国内でもこれという理由を見つけるのは難しい」と伝えている。ただ、一般的には「ロシアW杯でドイツを破り、ジャカルタ・アジア大会で金メダルを獲得したこと、新指揮官パウロ・ベント監督の就任による期待の高まりが、サッカー熱を高めた」と分析されているという。しかし記事は「過去にも同程度の好材料はあったが、盛り上がりは長続きしなかった」と指摘し「この説に無理はないが、これだけで説明することはできない」としている。

結局、記事は「1つや2つの理由で、今の現象を説明することはできない」と答えを提示できてはいないが、「大事なのは、ようやくまたチャンスが訪れたということ。理解し難い韓国サッカーの春を維持するための努力が、サッカー界内外で求められる」と結んでいる。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「アジア大会金メダルの影響じゃない?」「ドイツ戦での勝利と、そこで頭角を現した選手らをはじめ、若手への期待が重なったんだと思う」「ソン・フンミン(韓国代表FW、トッテナム)+選手たちの個人的な人気+有望株への期待感+最近の強敵相手の勝率の良さ、だな(笑)」「韓国サッカーが日本と対等だということ自体が奇跡だ。投資、インフラ、全ての条件で日本のほうが圧倒しているんだから。単に、韓国のDNAだとしか説明できなさそう」「韓国人は、勝敗よりも試合の内容を大事に考えている。一生懸命頑張って、いいプレーを見せてくれることに声援と拍手を送ってるんだ。勝つためだけに必死な日本とは違う」など、さまざまな分析が寄せられている。

また、「ソン・フンミンのおかげでしょ」「8割はフンミンの力だろうね」「少女ファンパワーだ」「サッカーは成績も重要だけど、スターが求められるんだよ」「うちにはフンミンがいるが、日本にはいないだろう(笑)」など、ソン・フンミン人気のおかげだというコメントも多数見られた。(翻訳・編集/麻江)

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